2015年10月9日に発売された、Y-mobileの高機能ハイスペック端末!
「Pocket WiFi HW502」
キャッチコピーは、
「テレビもインターネットも快適!」
どんな機能がついていて、どのくらいスペックが良いのか、実際に見ていきましょう。
502HW端末のスペック詳細
製品名 | Pocket WiFi 502HW |
---|---|
製造元 |
ファーウェイ・ジャパン 株式会社 |
対応 電波 |
[4G] 900MHz ・ 1.7GHz 2.1GHz ・ 2.5GHz |
寸法 | ヨコ104mm タテ60mm 厚さ18.3mm |
重量 | 約150g |
速度 | 下り最大187.5Mbps 上り最大37.5Mbps |
バッテリー | 約10時間 |
バッテリー 容量 |
3,000mAh |
WiFi 規格 |
a/b/g/n/ac |
本体色 | ネイビーブルー |
機能 | TVチューナー タッチパネル クイック起動 |
キャリアアグリゲーション対応なので、同時に2つの周波数の電波を束ねることによって、187.5Mbpsを実現しています。
キャリアアグリゲーションについて
キャリアアグリゲーションというのは、簡単に言うと複数の種類の電波をまとめて利用する方法のことです。
※イメージはこんな感じ。
この周波数Aと周波数Bは、利用する場所に応じて変わります。
基本的には下記の4つの電波の中から、2つを選んで束ねるというわけです。
4種類の周波数帯の電波がありますが、特徴があります。
- 900MHz帯(プラチナバンドLTE)・・・エリアが一番広く室内にすごく強い
- 1.7GHz帯(LTE)・・・エリアが若干広く若干室内に強い
- 2.1GHz帯(LTE)・・・高速通信ができるが室内に弱い
- 2.5GHz帯(AXGP)・・・最高速通信ができるが室内にすごく弱い
電波は、周波数が低くなればなるほど、室内で強くなるが速度が遅くなる傾向にあります。
その為、502HWに関しては室内でも強い電波と高速の電波の2つを同時に使うことができるので、安定したネット環境になります。
テレビチューナーについて
テレビを見る場合は、専用のテレビ視聴用アプリを使います。
利用をするにあたって、対応しているスマホやタブレットがあるので、こちらでご確認ください。対応機種・OS
対応さえしていれば、フルセグの高画質TVが閲覧可能です。
WiFi規格について
高速なWi-Fi通信規格「IEEE 802.11 ac(5GHz)」に対応。
電波干渉が少なくスピードを落とさずスムーズな通信が可能です。データ容量の大きな動画も快適に見ることができます。
今までのWiFi規格は2.4GHz帯がほとんど、電波干渉が多く不安定になることがありました。
5GHz帯の電波は、高速通信が可能な分、障害物に弱いという特徴があります。
ただ、ポケットwifiは近くで使うものなので、障害物など気にする必要はありません。
よって、電波干渉が少なく安定して利用できるわけなのです。
※ただし、PC・スマホ・タブレットは5GHzに対応している必要があります。
最新機種の504HWとの違い
4×4MIMO対応ではありませんが、実はそんなに大きな差はありません。
基本的には504HWが下り最大速度261Mbpsで502HWが下り最大速度187.5Mbpsの違いぐらいです。
数値だけで見ると大きな差に思えますが、実測値ではそこまで変わらないです。
とはいえ、504HWの方がキャリアアグリゲーションと4×4MIMOの両方を搭載している兼ね合いから、電波が安定すると言っても過言ではありません!
なにより、502HWと同じ料金で利用できます。
今からえらぶのであれば、値段も性能も取りたい方は504HWを選ぶのが間違いないし、504HWをオススメします。
まとめ
端末自体は少し重めですが、バッテリーの強いのと引き換えだと思えば、特に気にならないと思います。
また、説明をしていませんでしたが、クイック起動といって電源起動してから待ち受け画面が出るまで5秒間なので、使いたい時にすぐに使えます。
※初回起動時やバッテリー入れ替え時は除く。
かなりハイスペック端末なのですが、使えない機能は正直あまりありません。
その為、Y-mobileの中でも選ばれる方の多い端末です。
■502HWが使えるポケットWiFi