
キャンペーンで1年無料!でも、まだまだエリアが狭いから、楽天回線よりパートナー回線に繋がりることが多いです。
そして楽天回線エリア内でも、パートナー回線を拾うことがほとんどなので、なんだかんだで速度制限にかかった状態にほぼなっていませんか?
そんなときに役立つのが「楽天回線にのみ接続させる方法」です。
設定や機械などが苦手な方でも簡単にできるので、一度御覧ください。
それぞれ何をしているのかの解説も適宜入れていきます。
Rakuten WiFi Pocketで”楽天回線のみ”で通信する設定手順
さっそく、楽天回線のみに強制的に接続させる方法および設定手順を説明します。
ここでは、「Rakuten WiFi Pocket(ポケットWiFi)」を利用して、iPhoneでWiFi利用しているという前提で、iPhone端末での設定手順となります。
※AndroidやPCの方も、違うのはスマホやPC側でする”WiFi設定だけ”ですのでご安心ください。
- Rakuten WiFi Pocketと接続する(WiFi設定)
- Rakuten WiFi Pocketの端末内部に入る(IP接続)
- 通信を一度切断させる
- 楽天回線のみに接続するよう固定する
- 通信を再開させる
- 端末を再起動する
たったこれだけです。
それでは、細かい手順とともに、何をしているのかも解説していきます。
手順1:Rakuten WiFi Pocketと接続する(WiFi設定)
まずいつもどおりにWiFi接続する端末で、Rakuten WiFi Pocketに接続してください。
SSIDは端末ごとに異なるので、ご自分のSSIDのものを接続してくださいね!
WiFi接続が完了したら次です。
手順2:Rakuten WiFi Pocketの端末内部に入る(IP接続)
何でも良いので、インターネット検索する際に利用するブラウザ(Google・safari・firefox等)を起動してください。
ブラウザを起動したら、URL入力欄に「192.168.0.1」と検索してください。
下記をタップしても接続できますよ。
Rakuten WiFi PocketとWiFi接続していれば、すぐにRakuten WiFi Pocketの設定画面内にアクセスできます。
アクセスが完了すると、ログインという枠が表示されて、「ユーザー名」「パスワード」の入力が求められます。
ユーザー名とパスワードはどちらも「admin」と入力して、ログインを押してください。
自分で変えていない限り、「admin」でログインできます。
手順3:通信を一度切断させる
通信回線の設定を変更するには、Rakuten WiFi Pocketの接続を一度切る必要があります。
上記画像の通り、ネットワークに接続を「OFF」にしてください。
ネットワークに接続がOFFになったら、ネットワーク設定にある「接続設定」をタップしてください。
この次で、接続する回線を「楽天回線に固定」します。
手順4:楽天回線のみに接続するよう固定する
接続設定の画面では、現在Rakuten WiFi Pocketが受信している回線が表示されます。
下記画像の通り、操作してください。
操作手順は下記の通りです。
「ネットワーク設定をタップ」→「ネットワーク選択で”手動”を選択」→「検索をタップ」
検索中が表示されると、30秒〜1分ほどそのままお待ちください。
もし3分以上経っても進まない場合、WiFi接続が切れている場合があるので、手順1からやり直してください。
現在受信している回線が表示
検索後に、Rakuten WiFi Pocketで受信している回線が表示されます。
ここで「MCCMNC」というところの5桁の番号が「440 11」が楽天回線(Band3)をの認識番号なので探してください。
ちなみに、上記画像は「440 11」がありません。この場合、Rakuten WiFi Pocketは楽天回線を受信していないということになります。(エリア内であってもよくあるので根気よく試してください。)
Rakuten「440 53」は、楽天パートナー回線(au)の認識番号なので、コレを選択するとパートナー回線にしか繋がらなくなります。
MCCMNCに「440 11」があれば、選択してください。(チェックをつける)
チェック後に、右下にある登録をタップしてください。
画面にOKと表示されたら、左上の「<」をタップして、Rakuten WiFi PocketのTOP画面に戻りましょう。

総務省から回線ごとに与えられた番号です。
ちなみに、Wireless City PlanningはSoftBankで使っている回線ですよ。
手順5:通信を再開させる
手順4のMCCMNCで「44011」を選択して問題なければ、ネットワークに接続を「ON」にしてください。
設定はコレで完了です。
手順6:端末を再起動する
Rakuten WiFi Pocketの電源ボタンを長押しして、一度再起動してください。
再起動しないと設定が端末に反映されない場合があります。
手順はこれで以上です。
Rakuten WiFi Pocketで楽天回線に固定する場合の注意点
Rakuten WiFi Pocketで楽天回線に固定できれば、楽天回線とパートナー回線があやふやな場所でも、基本楽天回線で繋ぐ事が可能になります。
しかし、この設定を行ったからといって完璧ではありません。いくつか注意点があるので下記に記載しておきます。
- パートナー回線を拾うことがある
- 楽天回線以外の場所では圏外となる
- 圏外だらけで使いものにならなくなる可能性がある
簡単に解説します。
注意1:パートナー回線を拾うことがある
楽天回線のみに固定しても、楽天パートナー回線につながってしまうことがあります。
技術的な問題なので詳しいことはわかりませんが、問題なのはデータ通信量がカウントされてしまうことです。
実は私が経験したことで、MCCMNCが変わっていないか確認しても、「44011」のままでなぜ何が起きているのかよくわかりませんでした。ただシッカリとデータ通信量を消費していました。

楽天回線のはずがパートナー回線につながっているか確認する方法はいくつかありますが、一番簡単なのはデータ通信量がカウントされていればパートナー回線を使っているということです。
※楽天回線はカウントフリーなので、そもそもカウントされません。
注意2:楽天回線以外の場所では圏外となる
楽天回線に固定しても、パートナー回線につながっている場合は、圏外になりません。
ただ、しっかりと楽天回線に固定できている場合で、楽天回線を受信できないエリアにいる場合、圏外で利用できない状態になります。
ちなみにエリア外だと、Rakuten WiFi Pocketが楽天回線自体を受信していないので、下記画像のように44011は表示されません。
楽天回線の対応エリアマップは、現時点でまだまだ理論上のエリアなので、エリア内だと思っても実は受信できないほど弱いということがよくあります。
日本中のかなり多数のエリアで起きていると思います。
※LTEでもエリアがシッカリ広がるまで6~8年ほどかかったから仕方ないですよね。
注意3:圏外だらけで使いものにならなくなる可能性がある
楽天回線のエリア内だと思って契約してみたものの、ほとんどパートナー回線しか繋がらない!
楽天回線につながったのは数えるほどしかない!みたいな人って結構多いはずです。
というか、2021年2月10日頃に大阪と兵庫県でいろいろ試して見ましたが、まったく楽天回線につながる気配がありませんでした。
楽天回線につながっているように見せているのでは!?と思う程に繋がることがありません。。
ポケットWiFiとして快適に使えることを期待していたものの、全く繋がらないから困った…。という方は、楽天回線の将来性も実際のところそんなにないので、WiMAXにされることをおすすめします。
→WiMAXと楽天モバイルのポケットWiFiを徹底比較|使って感じた速度・エリア・料金の辛口評価まで
・楽天モバイルのポケットWiFiを満足に使えてる人 ・1年無料なのに満足に使えなくてWiMAXのほうがいい人 実はどっちもいて、どっちも正しい理由をもっているのでわかりにくいです。 ちなみに、楽天モバイルから出てるポケッ …
まとめ
Rakuten WiFi Pocketは1年間無料!そして楽天回線は無制限とうたっていて、非常に魅力的です。
楽天回線がバンバン入るエリアだったら、間違いなく最強のポケットWiFiだと思います!
ただ、ものすごく辛口な評価になりますが、将来的にみても楽天モバイルのキャリア回線の品質に期待が持てないです。その理由はプラチナバンドに対応していないことです。
そして極めつけは、Rakuten WiFi Pocketは4GLTEしか使えないため、楽天と他社キャリアで差がない5G回線が増えてきたところで関係ないわけです。
当然、無料だから試して使ってみている方もいるかと思いますが、楽天モバイルユーザーが増えれば増えるほど、4GLTE回線の少ないキャパでやりくりしていく必要があるため、一人あたりの通信速度は間違いなく落ちます。
今後も見越して、快適に使えるポケットWiFiがないと困る方であれば、現時点でRakuten WiFi Pocketをメインで使うのはあまりおすすめできません。
お金はかかりますが、現時点では安心感のあるWiMAXにされるほうがおすすめです。