

Speed Wi-Fi NEXT WX03を実際に使ってみた
〜WX03は下り最大440MbpsのWiMAX最速端末〜
2016年11月にUQコミュニケーションズから発売された「Speed Wi-Fi NEXT WX03」は、今までのWiMAXでは最速の下り最大速度440Mbpsのスペックです。 たまたま利用する機会がありましたので、使ってみた感想を踏まえて、スペックやどんな利用におすすめかなど、使うことをベースに説明させていただきます。 これは実際に私が利用したレビューでもあります。 また、W04とWX03で悩まれている場合は、比較も行っておりますので、下記ページも御覧ください。 → W04とWX03の徹底比較WX03のスペック
名称 | Speed Wi-Fi NEXT WX03 |
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イメージ | ![]() |
サイズ | 約W99×H62×D13.2mm |
重量 | 約110g |
バッテリー 容量 | 2,890mAh |
連続 使用 時間 | WiFi接続時:約10時間 ※ノーマルモード時 Bluetooth接続時:約15時間 |
対応電波 | WiMAX2+ |
同時 接続 | 10台 |
最大 通信 速度 | 下り最大速度 440Mbps |
カラー | ホワイトゴールド ディープパープル |
特徴 | 下り最大通信速度が最速 CA対応=キャリアアグリゲーション対応 4×4MIMO技術搭載 |
WX03と現行機種とのスペック比較表
WiMAX 端末 | WX03 | W03 | WX02 |
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発売時期 | 2016年12月2日 | 2016年7月1日 | 2015年11月20日 |
最大通信速度 | 440Mbps | 370Mbps (一部エリア) | 220Mbps |
通信電波 | WiMAX2+ | WiMAX2+ au 4G LTE | WiMAX2+ WiMAX |
連続通信時間 (バッテリー) | 約10〜15時間 | 約10時間 | 約10時間 |
キャリア アグリゲーション | ○ | ○ | × |
4×4MIMO | ○ | × | ○ |
端末重量 | 約110グラム | 約127グラム | 約95グラム |
WX03は今までの端末の中で最速
端末 | 最大通信速度 |
---|---|
WX03 | ~440Mbps |
WX02 | ~220Mbps |
W03 | ~370Mbps |
補足
W03は、au 4G LTEの電波とWiMAX2+の電波を統合した時の速度なので、7GB制限がつくため、速度が出たとしてもあまりメリットはないかもしれませんね。端末の重量は軽くもなく重くもない中間
端末 | 重量 |
---|---|
WX03 | 110グラム |
WX02 | 95グラム |
W03 | 127グラム |
使ってみて分かったWX03の5つの特徴
- 1、下り最大速度440Mbpsは将来に期待!
- 2、WXシリーズに無かったタッチパネル液晶で便利!
- 3、室内で使うならクレードルで更に繋がりやすくなった!
- 4、バッテリーの持ちが良い!
- 5、割とコンパクトサイズなので持ち運びがしやすい!
①下り最大速度440Mbpsはすぐに実感できないが将来に期待できる
WX04の下り最高速度は440Mbpsですが、私が使った時はまだ実感することができませんでした。 これには電波の基地局の対応が大きく関わってくるところなので、将来的には期待できますが、すぐすぐ実感は難しいといったところですね。WX03の速度が速いと実感できない具体的な理由
WX03が発表される前までの最高速度は、W03という端末の370Mbpsでしたが、実際にW03も利用してみましたが、そこまで速いと実感することはありませんでした。
補足
私は通信制限にかかるのが嫌なため、au 4G LTEの利用はしていなかったので、実感ができなかったのです。ただWiMAXを利用されている方の大半は私みたいに通信制限が嫌な方だと思うので、あまり実感される方はいないかと思います。理論上、最高速度が出せる条件 | |
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WX03 | WiMAX2+のキャリアアグリゲーション対応基地局が近くにあること。 (エリアは急速に拡大中) |
W03 | WiMAX2+のキャリアアグリゲーション対応基地局が近くにあり、au 4G LTEのキャリアアグリーゲーション対応基地局が近くにあり、どちらの電波も通信できるハイスピードプラスエリアモードであること。(大阪駅と渋谷駅から少しづつ拡大中) |
WX03が最大通信速度でインターネットをたくさんすることができるようになる理由
WX03とW03の致命的な違い | |
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WX03 | ハイスピードモード設定(WiMAX2+)で最大速度が利用できるようになるため、7GB制限なく実質使い放題の状態で速い通信が可能になります。 (WiMAX2+のキャリアアグリゲーションの方の基地局整備を優先されているため) |
W03 | ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX2+,au4GLTEの併用)でしか、最大速度で利用することができないです。 このモードは7GB制限があり、制限に掛かってしまうと、速度が128Kbpsに低下します。 更にau 4G LTE利用料が毎月1,005円も別途でかかります。 なので、仮に速くなったとしても、通信制限がかかるまで活用できる程度であり、ギガ放題で契約したとしても実質使い放題の恩恵は得られません。 |
②WX03のタッチパネル液晶でデータ通信量がわかって便利

WX03 | 2.4インチタッチパネル |
WX02 | 小さい液晶と3つのボタン |
- 今利用している通信量をすぐにわかるようになった
- Wi-Fiの設定をする際のSSIDを見やすくなった

③WX03のクレードルは拡張アンテナ搭載で室内でも電波良くなった


④バッテリーが長持ちする!
WX03を利用した時のことですが、朝から昼過ぎまでカフェで仕事をしていた時に、いつもならそろそろバッテリーが減ってる頃だから充電しないと思って端末を見ました。 そしたら半分も減っていなかったのです。 いつもならもう残り2〜3割ぐらいかなという時間だったにも関わらず、半分より少し多めのバッテリーが残っていました。 残り2〜3時間ほど利用する予定だったので、あえて充電しようとしたわけですが、必要なさそうだったためそのまま利用し、なんと9時ぐらいから18時ぐらいまで普通に利用することができました。 およそ10時間以上バッテリーが持ったということです。⑤割とコンパクトサイズなので持ち運びがしやすい!
端末を比較する際、サイズの比較もしてしまいますが、数字だけで見ると大きく違うように見えても、実際の別の端末と比べて見てみるとそこまで変わりません。
WX03はWiMAX回線が使えないのが気がかりな方へ
WiMAX2+回線が登場して高速化が進んだと同時に昨年にWiMAX回線の低速化が進みました。 実は少し前まで、室内で利用する時はWiMAX回線の方が強いと言われていたのですが、最近ではWiMAX2+の方が電波が強いため、WX02と比較しても繋がりやすさなどはそこまで変わりません。。 山や田んぼの多い田舎でも、WiMAX2+の電波が入るところが多いため、快適にネットができるぐらいです。 ちなみに、WiMAX回線は停波するという発表をされており、にこれから無くなる電波です。 そう考えると利用できないことはそう問題ではありません。 よって、WiMAX回線が使えないことはデメリットにならないです。実際に使ってみてWX03を選ぶべきかどうかの結果

- バッテリーの持ちは非常に良い!
- タッチパネルだから必要な情報がすぐに取り出せて便利!
- 今後、最大速度440Mbpsの環境を近いうちに体感できるようになる可能性が高い
- クレードルにアンテナが拡張されたから室内でも繋がりやすい
- WiMAX2+が最大限に活用できる
- ギガ放題の利用に最も適している
WX03がオススメなのはこんな人
- ギガ放題での利用を考えている人
- WiMAX2+のエリア判定結果が「○」の人
- わりと人の住んでいる地域で利用する人
- 光回線の代わりに利用したい人
- 通信速度が早い端末がほしい人
- キャッシュバックをもらってお得に契約したい人
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