ビジネス向けクラウドSIM技術を活用したクラウドWiFi『DoRACOON(ドゥラクーン)』が、NTTメディアサプライから新しく登場しました。
日本でNTT回線というと、「品質が高いから安心!」「サポート品質が高い!」という印象を持っている方も非常に多いかと思います。
ここでは、そんな期待されるDoRACOONを法人契約するか検討する時に、気になるたくさんのことについて、詳しくお伝えします。
- 端末スペックや料金プラン
- 他社ポケット型WiFiの分かりにくい特徴
- 他社ポケット型WiFiより料金は安いのか
- 他社ポケット型WiFiと回線はどう違うのか
- 初期費用について
- キャンペーンや支払方法
- DoRACOONの効果的な使い方
DoRACOONもUQ WiMAXもどっちも気になっている!
そんな人は先に「法人向けポケット型WiFi徹底比較」をご覧いただくことをお勧めいたします。
DoRACOONは事業主か法人格でしか契約ができません。そのため一般ユーザーは契約できないのご注意ください。もし使いたい場合はレンタルを利用してください。
DoRACOON(ドゥラクーン)のサービス内容〜どんなポケット型WiFi?〜
Do(どこでも)RACOON(楽に)使える、クラウドSIM技術を利用したポケット型WiFiである、ドゥラクーンの料金・サービス詳細について簡単に解説します。
DoRACOONのサービス内容
DoRACOONは、クラウドSIM技術を活用したポケット型WiFi(以降クラウドWiFiと呼称)です。
クラウドSIM技術(クラウドWiFi)とは?
シンプルに言うと「マルチキャリアのLTE回線のうち、最適なLTE回線が使えるポケット型WiFi」です。
マルチキャリアというのは、au/docomo/softbank等の携帯キャリアを指しており、これらキャリアのLTE回線が利用できます。
通常、ポケット型WiFiは、モバイル端末にSIMカードを挿さないと通信を行うことはできません。
クラウドSIM技術では、各社SIMカードを挿してあるクラウドサーバーを経由して、クラウドサーバーが回線状況を判断して、利用すると決めたSIMカードの情報を端末側に貸し与えることで、通信が可能になっています。
明確には、クラウドサーバーはau・docomo・SoftBankといったキャリアのLTE回線が利用できるSIMカード情報を持ち、通信を行いたい場所ならどのLTE回線が快適に通信できるのかをクラウドサーバーが判断しているわけです。
その結果、特定のLTE回線で繋がりにくいエリアで利用する場合でも、快適に利用できるLTE回線が使えるようになるというわけです。
特定の回線を使うために必要な情報を記録させているICカードです。
DoRACOONの料金プラン
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3種類の端末があり、基本プランは3種類(プレミアム・5GB・休止)、jetfonS20iのみエコノミープランがあります。
マルチファンクション タイプ | モバイルルーター タイプ | モバイルルーター タイプ | スマートフォン タイプ | |
---|---|---|---|---|
機種 | YT60 | DOR01 (スマフォンMS01) | DOR02 (GlocalMe U3) | jetfon S20i |
プレミアムプラン (1日5GB~) | 4,500円 | 3,800円 | 3,800円 | 4,300円 |
容量制限型プラン (1ヶ月5GBの場合) | 2,000円 | 1,500円 | 1,500円 | 2,000円 |
◯GBプラン (30GBプラン等) | 検討可能 (要問合せ) | 検討可能 (要問合せ) | 検討可能 (要問合せ) | 検討可能 (要問合せ) |
エコノミープラン (無制限・低速128Kbps) | – | – | – | 1,000円〜 |
休止プラン | 500円 | 500円 | 500円 | 500円 |
契約期間 | 縛りなし | 縛りなし | 縛りなし | 縛りなし |
3種類の端末があり、基本プランは3種類(プレミアム・5GB・休止)、jetfonS20iのみエコノミープランがあります。
プレミアムプラン
月額料金 | モバイルルータータイプ 3,800円 スマートフォンタイプ 4,300円 マルチファンクションタイプ 4,500円 |
データ容量 | 1日5GB〜 |
速度制限 | 5GB超過後、段階的に速度制限 |
速度制限解除 | 翌日 |
契約期間 | 縛りなし |
1日5GBのデータ容量制限を基準とし、段階的に通信速度が低下していくプランです。
速度制限にかからず利用できるデータ容量は最大155GB/月です。
1日5GB以上利用することも可能で、5GBから利用した容量に応じて、段階的に速度制限が厳しくなっていきます。
- 1日5GB未満→制限なし
- 1日5~10GB→1~3Mbps
- 1日10GB以上→約128Kbps
※あくまで例なので、明確な通信速度ではありません。
容量制限型プラン
月額料金 (5GBの場合) | モバイルルータータイプ 1,500円 スマートフォンタイプ 2,000円 マルチファンクションタイプ 2,000円 |
データ容量 | 月5GB |
速度制限 | 5GB超過月の月末まで |
速度制限解除 | 翌月1日 |
契約期間 | 縛りなし |
1ヶ月に利用できる容量が決まっているプランです。決まった容量を使い切ると速度制限にかかります。
どうしても速度制限を解除したい場合、1GBあたり500円で追加すれば、購入した容量分は速度制限なしで利用できます。
1ヶ月5GBとなっていますが、10/15/20GBプランの料金もある程度きまっているようです。※モバイルルーターの場合、10GB:2,000円/15GB:2500円/20GB:3,000円
また、30GB等の大容量プランも検討しているようで、お問い合わせしていただいた際に、1ヶ月で利用したいデータ容量をお伝えください。
エコノミープラン(スマホタイプのみ)
月額料金 | スマートフォンタイプのみ 1,000円 |
データ容量 | なし |
速度制限 | なし |
速度制限解除 | なし |
契約期間 | 縛りなし |
1ヶ月・1日のデータ容量制限なしの無制限プランです。
無制限ですが、通信速度は事実上、速度制限と同じ128Kbpsで固定されます。
まず、ほとんどのことが満足にできない通信速度です。仮にできることがあるとすれば、「メールやチャットのテキストのやり取りぐらい」です。※WEBサイトでも開くまでに時間がかかります。
休止プラン
月額料金 | 500円 |
一定期間利用しないから休止させておきたい時に利用するプランです。
社員が退職したけど、2ヶ月後には社員が入ってくる時などに活用出来るプランです。
1ヵ月だけの休止も可能なのでフレキシブルに活用できます。
【おまけ情報】DoRACOONのマスコットキャラ
名前:アライグマの楽空(らくう)くん
RACOON=アライグマという意味を持つ単語なので、名前から連想しやすいキャラを作ったのでしょうか。
孫悟空みたいに自由に空を飛び回るのに可愛い顔をしたアライグマなので、超人キャラであるのは間違い有りません!
DoRACOONの契約対象者について
DoRACOONは事業者向けポケット型WiFiです。
そのため契約できる対象者は下記の方に限ります。
- 法人(会社名義申込のみ)
- 個人事業主(登記していればOK)
- 副業利用(登記していればOK)
副業でも可フリーランスでも可と書いてあるWEBサイトもありますが、原則不可ですのでご注意ください。
一般利用で契約を考えている方は、申込むことはできても基本的には審査で落ちます。
また仮に契約できたとしても、規約違反なので急に契約を切られても文句はいえません。
事業目的で利用される場合は、気にせずお申込みいただけます。
DoRACOONのメリット・デメリット
ひとことで言えば、「最初に端末購入は必要だけど、たくさんのデータ容量が利用でき、更に休止プランもあるからフレキシブルに使える、高品質オールラウンダーポケット型WiFi」ということですね。
ただ、大容量プランをメインにしていることもあり、低容量プランは少々高めの料金設定になっています。
もし、毎月の使用データ容量50GB以下の場合は、DoRACOONではなく別のプランをおすすめします。
ただどの程度データ容量を使うか分からないなら、DoRACOONにするのが理想です。
最大のデメリット:低容量プランのコスパが悪い
DoRACOONは、月300GB使えて4180円(税込)という料金設定になっていて、他社ポケット型WiFiと比較してみてもお得な料金設定です。
しかし、データ通信制限が月20GBでも月3,300円もかかり、データ容量が少ないプランのコスパは決して良いとはいえません。
だからこそ、1ヶ月50GB以下の利用がメインになる法人・個人事業主は、DoRACOON以外のポケット型WiFiを選ぶのをおすすめします。
月50GB以下ならDoRACOONより最適なポケット型WiFiがある
WiMAXの法人向けプランを運営しているKDDIの「Speed Wi-Fi NEXT」に、最近ミドルユーザー向けプランが開発された非公開プランの情報が入ってきました。
そのプラン内容は、「WiMAX2+回線をメイン利用とするギガ放題コースしかなかったWiMAXに、au4GLTE常時使える状態で月50GB程度利用可能」ということものです。
WiMAXやDORACOONが大容量プランなら、位置づけ的にKDDIはミドルプランですね。
auは「Speed Wi-Fi NEXT(WiMAX & au4GLTE)」というブランド名を使って、WiMAX2+回線とau4GLTE回線を利用したポケット型WiFi(いわゆるWiMAX)を販売しています。
WiMAXと使える回線は全く同じものですが、WiMAX2+回線はUQコミュニケーションズ、au4GLTE回線はKDDIの所有のため、WiMAXはau4GLTEを月7GBまで使えませんでした。
KDDIが提供するSpeed Wi-Fi NEXTは、au4GLTEの利用できる量を設定できる権限を持っています。
このプランがすごいのは、WiMAXの地下や室内の奥側、トンネル内や新幹線だと不安定になることが多かったデメリットを完璧に解消できることです。
その理由は、日本トップクラスの繋がりやすい(日本全体での人口カバー率99%)のau4GLTE回線を月50GB使えるということで、スマホみたいにどこでも繋がるポケット型WiFiが手に入るということです。
しかも、そんなプランのポケット型WiFiが、DoRACOONよりも安い料金で利用できるという情報が手に入ったのです。
ただし、法人向けプランの内容は基本非公開なので、情報開示請求が必要で、詳細を外部に漏らすことはできませんが、代理店の中でも法人の特約プランを扱える所というのは少ないので探すのが大変です。
ただ今お読みの方はお察しの通り私は知っているのでお伝えさせていただきます。
それは、KDDI特約店の中でもこの特別プランを扱っているのは「株式会社縁人」です。
ちなみに、縁人さんはDoRACOONを扱っている数少ない代理店でもあるので、「DoRACOON」「KDDIのミドルプラン」、「UQ WiMAX法人専用特別プラン」など、全て縁人さんに相談することが可能です。
\ 各種法人WiFiの相談がしやすい代理店 /
実はプラン内容を全て知っていますが、守秘義務により公開できないことをご了承ください。
DoRACOONと他社ポケット型WiFiの違い〜比較で分かる3つのこと〜
ここから、DoRACOONか他社ポケット型WiFiのどっちがいいのか悩む。
そんな方に向けて、WiMAX・クラウドWiFi等の法人契約で人気のあるポケット型WiFi各社と、レンタルWiFiをあわせて3つの軸で比較します。
- 料金(プラン)の違い
- 回線(エリア・速度)の違い
- 通信速度の違い
- 【重要】他社クラウドWiFiと少し違う
料金(プラン)の違い
利用するデータ容量ごとに料金を比較しました。
無制限ぽい(100GB以上)のポケット型WiFiで料金比較
無制限と大容量プラン(100GB)を、2年利用した想定で比較しました。
※ロゴをクリックで法人契約できるサイトにジャンプすることができます。
サービス名 | データ容量 (プラン) | 月額料金/契約期間 | 2年総額 | 初期費用 事務手数料 | 休止可否 | キャンペーン |
---|---|---|---|---|---|---|
(DoRACOON) ※法人専用特別プラン | 1日5~10GB (月150~300GB) | 3,800円〜/0年 | 91,200円 + 端末代 | 端末代:有料 事務手数料3,000円 | 可能 | 10,000円 キャッシュバック ※代理店の縁人限定 |
(UQ WiMAX) ※法人専用特別プラン | 無制限 (3日10GB) | 3,880円/2年 ※通常プラン | 93,120円 | 端末代:不明 事務手数料:不明 | 不明 | ※要開示申請 |
(カシモWiMAX) | 無制限 (3日10GB) | 実質4,510円/3年 | 112,750円 | 端末代:21,780円 ※一括or36回払い 事務手数料3,000円 | 不可能 | 不明 |
(NETAGE) | 無制限 (3日10GB) 100GB | 5,980円/0年 7,480円/0年 | 143,520円 179,520円 | 端末代:0円 送料:有料 事務手数料0円 | 要返却 | なし |
(WiFi東京) | 無制限 (※1日3GB程度) | 6,000円/0年 | 144,000円 | 端末代:0円 送料:有料 事務手数料0円 | 要返却 | なし |
(WiFiレンタル屋さん) | 無制限 (3日10GB) 100GB | 7,350円/0年 8,850円/0年 9,750円/0年 | 176,400円 212,400円 234,000円 | 端末代:0円 送料:有料 事務手数料0円 | 要返却 | なし |
100GB以上使える大容量プランの法人向けポケット型WiFiだと、見た目の最安値は「DoRACOON」です。
WiMAXはWiMAX+5Gになってから、通信速度や対応エリアが拡大され、より安定するようになりましたが、料金自体は若干あがりました。また3日制限も撤廃されました。
ただビジネスシーンにおいては、DoRACOONは150GB以上も利用でき、通信速度は早くも遅くもない中間ですが、圏外になることが非常にすくなく、更にスタートアップキャンペーンでのキャッシュバックがあるので非常にお得です。
また、DoRACOONは契約期間の縛りがないので、いつ解約しても違約金がかかりません。
UQ WiMAX法人専用特別プランの月額料金やキャンペーン内容は、情報開示請求をした方にしかお伝えできない※2ため、DoRACOONやカシモWiMAXよりどの程度お得になるのか、お伝えすることができません。
DoRACOONを扱っている代理店が、UQ WiMAX法人専門特別プランを扱っているので、一緒に聞いてみるのもおすすめです。
50GB前後のポケット型WiFiで料金比較
50GB前後のプランがある法人契約できるポケット型WiFiを、2年契約した想定で比較しました。
ここからは、明らかにレンタルだと高くなるので除外しております。
サービス名 | データ容量 (プラン) | 月額料金/契約期間 | 契約期間 総額 | 初期費用 事務手数料 | 支払方法 | 休止可否 | キャンペーン (特典) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
(DoRACOON) ※法人専用特別プラン | 1日5~10GB (月150~300GB) | 3,800円〜/0年 | 91,200円 + 端末代 | 端末代:有料 事務手数料3,000円 | クレカ 口座振替 請求書払い | 可能 | 10,000円 キャッシュバック ※代理店の縁人限定 |
(UQ WiMAX) ※法人専用特別プラン | 無制限 (3日10GB) | 3,880円/2年 ※通常プラン | 93,120円 | 不明 | クレカ 口座振替 請求書払い | 不明 | ※要開示申請 |
Speed Wi-Fi NEXT (WiMAX & au4GLTE) ※法人専用特別プラン | 50GB | 非公開 | 非公開 | 実質無料 | クレカ 口座振替 請求書払い | 不可 | 非公開 |
(EX WiFi) | 50GB | 2,780円/3年 | 100,080円 | 端末代:実質無料 事務手数料3,000円 | クレカ | 不可能 | 特になし |
50GB程度のデータ容量プランを扱っている会社なら、コスパ的にKDDI(au)の法人専用特別プランがおすすめです。
ちなみに多くの50GBプランは100GBプランと比較してみると、600円~1,000円ほどの料金差があります。
※50GBいくのかな?いかないのかな?と思われる場合は100GB以上にされるのをおすすめします。
50GBで充分であれば、確実に無駄なコストを抑えることができるので、このプランを選ぶのが理想です。
ちなみに、KDDI(au)の法人専用特別プランは、「月50GB以下ならDoRACOONより最適なポケット型WiFiがある」でご説明したポケット型WiFiです。
法人プランの運営元がUQからKDDIになったことにより、法人向けに新しくミドルユーザー向けのプランが開発され、ギガ放題コースしかなかったWiMAXに、月50GB程度までau4GLTEが利用可能な特別プランができたとお伝えしたものですね!
実は、私が知っている中ではこれが最もコスパが高いです。(私は情報公開できる立場にないのですいません。)
どちらにしても一度、キャンペーン情報も兼ねて、KDDI特約店の株式会社縁人に問い合わせしてみて、色々情報が揃ってから契約されるポケット型WiFiを選ぶのがおすすめです。
→Speed Wi-Fi NEXT(WiMAX & au4GLTE)※法人専用特別プランの情報開示はこちら
※DoRACOONもここで扱っているのですがオトクなキャンペーンしてます。
30GB前後のポケット型WiFiで料金比較
サービス名 | データ容量 (プラン) | 月額料金/契約期間 | 2年総額 | 初期費用 事務手数料 | 休止可否 | キャンペーン (特典) |
---|---|---|---|---|---|---|
(DoRACOON) ※法人専用特別プラン | 20GB | 3,000円/0年 | 72,000円 + 端末代 | 端末代:有料 事務手数料3,000円 | 可能 | 10,000円 キャッシュバック ※代理店の縁人限定 |
Speed Wi-Fi NEXT (WiMAX & au4GLTE) ※法人専用特別プラン | 50GB? | 非公開 | 非公開 | 実質無料 | 不可 | 非公開 |
(どこよりもWiFi) | 20GB | 2,480円/2年 2,980円/0年 | 59,520円 71,520円 | 端末代:0円 事務手数料3,000円 | 不可能 | 特になし |
(DX法人WiFi) | 30GB | 2,980円 | 71,520円 | 端末代:0円 事務手数料3,000円 解約手数料必要 | 要返却 | なし |
30GB前後のプランだと、DoRACOONは端末代がかかる分少し高くみえてしまいます。
ただ、使わない月は「休止プラン(500円/月)」、たくさん使う月は「プレミアムプラン」にコース変更できるので、使い方次第では最もフレキシブルに利用できます。
ちなみに低容量プランで最も安いのは上記表のとおりではない可能性があります。(法人専用プランは基本表にでないので…)
というのも、UQ WiMAX法人専用特別プランの運営元がKDDIに変わってから、新しく「ミドルプラン」が登場したという噂があります。
KDDIということは日本最高クラスのLTE回線を高い帯域幅で利用できる可能性があるので、どのポケット型WiFiよりも安くて条件が良い場合があるので情報開示申請をされるのがおすすめです。
私が知っている中ではこれが最もコスパが高いです。(私は情報公開できる立場にないのですいません。)
→Speed Wi-Fi NEXT(WiMAX & au4GLTE) ※法人専用特別プランの情報開示はこちら
※DoRACOONもここで扱っているのですがオトクなキャンペーンしてます。
回線(エリア)の違い
ポケット型WiFiは、下記の3種類あります。
ポケット型WiFi | 利用回線 |
---|---|
WiMAX | WiMAX 5G回線 WiMAX2+回線 au4GLTE回線 |
クラウドWiFi | au/docomo/SoftBankの4GLTE回線 (全て使える) |
キャリアLTE系 | au/docomo/SoftBankの4GLTE回線 (いずれか一つのみ) |
DoRACOONはクラウドWiFiです。
3種類のポケット型WiFi回線のエリアの違い
WiMAX (UQ WiMAX) | クラウドWiFi(SIM) (DoRACOON) | キャリアLTE系 (au) | |
---|---|---|---|
通信速度 (通常時) | |||
通信速度 (混雑時) | |||
エリア (地下) | |||
エリア (ビルの奥) | |||
エリア (山奥) | |||
エリア (トンネル) | |||
エリア (都市部) | |||
エリア (田舎) | |||
エリア (ベッドタウン) | |||
エリア (海岸部) | |||
総合評価 | 速いけど… 使うエリアは選ぶ ※要エリア調査 | どこでも使える でも遅くなりがち ※エリア調査不要 | どこでも使える でも遅くなりがち ※エリア調査不要 |
WiMAX回線のエリア
メインで利用する回線は「WiMAX2+回線」で、”一度に大容量データの送受信が得意だが、窓から20m以上離れたビルやマンション内、地下やトンネル内、山奥などに回り込むのが苦手”という特性をもった回線です。
ちなみにau4GLTEも利用できますが、毎月7GBまでしか利用できず、超過した場合はWiMAX2+回線も制限にかかってしまいます。
※端末で設定変更可能。デフォルトはWiMAX2+回線のみ
クラウドWiFi(SIM)回線のエリア
クラウドWiFi(SIM)は、「au/docomo/softbankのLTE回線」が利用でき、”スマホのように、どんなとこでも繋がるのは得意だが、スマホ利用者の通信速度を害さないようになってるので、利用者が増える時間帯は遅くなる”という特性をもった回線です。
キャリアLTE系回線のエリア
キャリアLTE系は、最も多いのが「SoftBankLTE回線」で、”SodftBankスマホのように、どんなとこでも繋がるのは得意だが、スマホ利用者の通信速度を害さないようになってるので、利用者が増える時間帯は遅くなる”という特性をもった回線です。
ポケット型WiFiの通信速度の違い
キャリアLTE系のポケット型WiFiは、原則レンタルとキャリア契約したものしかないので、クラウドWiF(SIM)i2社とWiMAX1つで比較しました。
クラウドWiFi(SIM)2社で、DoRACOONの通信速度の雰囲気がつかめるかと思います。
【1回目:朝9時】クラウドWiFiとWiMAXの速度比較
1回目
上り速度 | 下り速度 | Ping | Jitter | |
---|---|---|---|---|
クラウドWiFi (Ex Wi-Fi CLOUD) | 9.7Mbps | 7.2Mbps | 37.68ms | 12.09ms |
クラウドWiFi (ZEUS WiFi) | 22.02Mbps | 7.59Mbps | 42.21ms | 25.55ms |
WiMAX (BroadWiMAX) | 59.24Mbps | 2.59Mbps | 45.83ms | 53.05ms |
1回目の通信速度はWiMAXが圧倒的。しかし、上り速度は、ZEUS WiFiのほうが優秀でした。
【2回目:昼12時半】クラウドWiFiとWiMAXの速度比較
2回目
上り速度 | 下り速度 | Ping | Jitter | |
---|---|---|---|---|
クラウドWiFi (Ex Wi-Fi CLOUD) | 15.65Mbps | 11.18Mbps | 42.99ms | 13.79ms |
クラウドWiFi (ZEUS WiFi) | 20.40Mbps | 17.15Mbps | 45.80ms | 325.41ms |
WiMAX (BroadWiMAX) | 34.59Mbps | 4.28Mbps | 60.37ms | 621.26ms |
2回目も下り速度はWiMAXが速く、上り速度はZEUS WiFiが速い結果になりました。
【3回目:夜21時】クラウドWiFiとWiMAXの速度比較
3回目
上り速度 | 下り速度 | Ping | Jitter | |
---|---|---|---|---|
クラウドWiFi (Ex Wi-Fi CLOUD) | 16.88Mbps | 17.75Mbps | 40.68ms | 55.11ms |
クラウドWiFi (ZEUS WiFi) | 5.50Mbps | 9.66Mbps | 43.61ms | 93.35ms |
WiMAX (BroadWiMAX) | 47.23Mbps | 5.58Mbps | 42.63ms | 30.06ms |
3回目も、WiMAXはさすがの下り速度です。しかし上り速度はEx Wi-Fi CLOUDが3回目でようやく上回りました。
速度比較の結果はWiMAXが圧勝
わかりやすく、下り速度だけでまとめました。
回数 | クラウドWiFi | クラウドWiFi | WiMAX |
---|---|---|---|
1回目 | 9.7Mbps | 22.02Mbps | 59.24Mbps |
2回目 | 15.65Mbps | 20.40Mbps | 34.59Mbps |
3回目 | 16.88Mbps | 5.50Mbps | 47.23Mbps |
平均 | 14.08Mbps | 15.97Mbps | 47.02Mbps |
※BroadWiMAXとUQ WiMAXはほぼ同じ速度です。
では速度比較結果をまとめると、「クラウドWiFi(SIM)は、平均的にストレスなく利用できる下り速度ですが、ものすごく速いというわけではない。
ただ上り速度はWiMAXを遥かに上回る」という結果になりました。
しかし、WiMAXは平均40Mbpsを超えていて、大容量データのダウンロードでもへっちゃらですが、上り速度が遅いために画像や動画、大容量ファイルのアップロードが多い人にとってはストレスになる可能性があります。
- 純粋な通信速度を求める方は WiMAX が最適
- ビジネス環境なら クラウドWiFi(SIM) はバランスが取れてる
DoRACOONとクラウドWiFi(SIM)との違い
結論からいうと、DoRACOONは他社クラウドWiFi(SIM)と、回線の卸元が違うので高品質なサービスが期待できるということです。
ちなみに、こういった通信障害まで発展した理由は、採算上を理由としたクラウドサーバー上で利用するSIMの仕入れが少なかったことによる、特定キャリアからの締め出しです。
ちなみに、こういった問題が起きている時、別の商流では普通に使えていたこともあり、商流が違えば問題なく利用できるわけです。
DoRACOONは、さすがNTTともいうべく、過去に問題が起きたところとは違う会社を利用しているようです。
詳しく知りたい方は下記を御覧ください。
→ どんなときもWiFi「総務省による行政指導に対する再発防止措置報告のお知らせ」
実際にDoRACOONを使っているのはこんな人
DoRACOONを利用し始めた人、DoRACOONに乗り換えた人はたくさんいます。
その中の一例をご紹介します。
【教師】休止プランに魅力を感じた
夏休みや冬休みなどの長期休み期間中は、ポケット型WiFiを利用しないため、休止プランがあるDoRACOONにした。端末代は掛かるけど、休止期間ですぐペイできるし、長期スパンで考えたら他のポケット型WiFiよりお得に感じる。
居住地:非公開
回線:DoRACOON
情報を集めだした段階なので、情報を頂き次第更新します。
DoRACOON(ドゥラクーン)の効果的な使い方〜様々な事業に活躍〜
DoRACOONは、1日5~10GBとポケット型WiFiの中で最大クラスのデータ容量なのでも、他のポケット型WiFiよりも様々な使い方ができます。
- 民泊やマンスリーマンションの宿泊運営に
- 飲食店の店舗用WiFiに
- 屋台のWiFiに
- イベント事業で使うWiFiに
- 観光案内で使うWiFiに
- 教育現場で使うWiFiに
- 移動の多いセミナーで使うWiFiに
- モバイルクリニックのWiFi接続用に
- 様々な出張サービスで使うWiFiに
- 会社の来賓用に使うWiFiに
- 大学のゼミ・合宿で持っていくWiFiに
- 自治体の催し物・会合のネット回線に
- 事務所移転時の一時的なネット回線に
- 学習塾(夏・冬季講習)でのタブレット授業で使うWiFiに
光回線が通せないような場所で使う、WiMAXだと電波が弱そうな場所で使うなど、人によってクラウドWiFiの利用を検討する理由は様々かと思います。
ただ、DoRACOONなら、色んな用途に応えてくれるでしょう。
DoRaCOONは法人契約するのに最適か?
結論からいうと、下記の理由から法人が利用するポケット型WiFiには向いています。
- NTTがだしているクラウドWiFiとしての安心感がある
- LTE回線なのでエリアが広い
- コース変更ができるのでフレキシブルな使い方ができる
- 口座振替や請求書払いに対応している
- 無制限のポケット型WiFiより使えるデータ容量が多い
- 契約期間の縛りがないので、いつでも負担なく解約できる
クラウドWiFiは不安だという方もいるかもしれませんが、過去に問題の起きた業者とは、違う業者から回線を仕入れています。NTTの法人サービスは個人より安定性を重視しているため、コンシューマー向けのポケット型WiFiより品質が高いと思います。
今月はイベントで多めにデータ容量を使いたいけど、来月から3ヶ月はあまり使う予定がないから休止させておくといった使い方もできれば、退職したスタッフの代わりが入ってくるまで、休止プランにしておくという使い方もできます。
利用する企業によって多種多様な使い方ができるので、今までのポケット型WiFiや料金が常に固定のポケット型WiFiに不安がある方は、DoRACOONのご利用はおすすめできます。
ただLTE回線のポケット型WiFiは、混雑する時間帯は回線の特性上遅くなることもあります。
そういった意味で。WiMAXの法人専用特別プランと比較してみることをおすすめいたします。
元ドコモのスマホショップ店員、元ソフトバンクスタッフでauひかりの営業も行っていた光回線のプロ、ビックカメラでWiMAXを販売していたスタッフで構成されたスマギガ編集部。インターネット回線の知識と正しい選び方を伝えるために構成されたチーム。