
あなたは、クレジットカードを持っていないから「口座振替に対応しているWiMAX」の契約を考えているという方で間違いありませんか?
結論から言うと、口座振替払いが選べるWiMAXは4種類あります。
ただ、いずれもプラン内容に違いがあり、下記のような不安を持っている方が非常に多いです。
- どれが安いのか分かりづらい
- 審査の基準がよくわからない
- どれを契約すればいいかわからない
もしアナタも同じような不安をお持ちであれば、このページをしっかりとお読みください。
- 著者:瀬戸根弘宜
- 私は新聞社に日本で結いるネット回線のプロとして認められた専門家です。13年以上にわたり累計2万人以上にネット回線選びのお手伝いをしてきた経験から、独自の観点や比較手法によって、後で後悔しないコスパの良いポケットWiFi・WiMAXの選び方をお伝えしている。
更にChat WiFiが運営するWiFi情報サイト「ちょっとWiFi」の監修者にも抜擢されました。
→著者・監修者の詳細情報はこちら
アナタにとって最安値となる、口座振替のWiMAXが見つかるはずです。
口座振替払いができるWiMAX(プロバイダ)4社
口座振替に対応したWiMAX(プロバイダ)は下記の4社となっております。
- BIGLOBE WiMAX
- Broad WiMAX
- UQ WiMAX
- Bic WiMAX
WiMAXというのは回線名のことであり、厳密にはWiMAXと契約するのではありません。WiMAX回線を販売している事業所をプロバイダと言い、原則このプロバイダがサービス提供しているWiMAX回線を契約することになります。
まず、口座振替に対応した4社のWiMAXプロバイダについて簡単にご説明します。
BIGLOBE WiMAX
老舗プロバイダのうちの1社で、コールセンターサポート等の評判が良いプロバイダです。
キャンペーン | 10,000円キャッシュバック |
---|---|
実質月額 | 5,546円 |
プラン月額 | 1~12ヶ月3,980円 |
契約期間 | 1年間 |
端末代金 | 800円×24ヶ月 (合計19,200円) |
初期費用 | なし |
事務手数料 | 3,000円 (初月のみ) |
総支払額 (月額総額+端末代) |
66,560円 (47,360円+19,200円) |
オプション加入 | 不要 |
au4GLTE利用 | 1000円/月 |
※実質月額=(月額総額+端末代金+初期費用-キャッシュバック)÷契約月数で算出したものです。
■審査の種類
- WiMAX加入にかかる審査
- 端末割賦購入の審査
\ 唯一の1年契約 /
BIGLOBE WiMAXの詳細へ
※公式サイトへリンク
Broad WiMAX
WEBでの申込数は日本No1の成果を持つWiMAXプロバイダであり、3年契約だが実質月額は安いプロバイダ。
キャンペーン | なし |
---|---|
実質月額 | 4,096円 |
プラン月額 | 1~2ヶ月2,726円 3~24ヶ月3,411円 25~36ヶ月4,011円 |
契約期間 | 3年間 |
端末代金 | 0円 (無料) |
初期費用 | 18,857円 |
事務手数料 | 3,000円 ( 初月のみ) |
総支払額 | 147,483円 (128,626円+18,857円) |
オプション加入 | 必須 |
au4GLTE利用料 | 無料 |
※実質月額=(月額総額+端末代金+初期費用-キャッシュバック)÷契約月数で算出したものです。
■審査の種類
- WiMAX加入にかかる審査のみ
\ 月額は最安値 /
BroadWiMAXの詳細へ
※公式サイトへリンク
UQ WiMAX
WiMAX回線を所有している、UQコミュニケーションズの公式プロバイダです。
最も契約先として安心できると言う声も多数あります。
キャンペーン | 3,000円キャッシュバック |
---|---|
実質月額 | 4,380円 |
プラン料金 | 1~24ヶ月3,880円 |
契約期間 | 2年間 |
端末代金 | 一括:15,000円 分割:500円×30ヶ月 |
初期費用 | 3,000円 |
事務手数料 | 3,000円 (初月のみ) |
総支払額 | 105,120円 (90,120円+15,000円) |
オプション加入 | 不要 |
au4GLTE利用料 | 1000円/月 |
※実質月額=(月額総額+端末代金+初期費用-キャッシュバック)÷契約月数で算出したものです。
■審査の種類
- WiMAX加入にかかる審査
- 端末割賦購入の審査
\ 元祖公式プロバイダ /
UQ WiMAXの詳細へ
※公式サイトへリンク
Bic WiMAX
家電量販店系で数少ない口座振替に対応しているプロバイダです。
ただ、口座振替に対応は以前からしているが、受付では口座振替を突っぱねている姿を数年前に何度も目撃した経験があります。
そのため、口座振替に対応していない可能性アリなWiMAXとお考えいただくのが理想です。
キャンペーン | なし |
---|---|
実質月額 | 4,505円 |
月額料金 | 1~24ヶ月3,880円 |
契約期間 | 2年間 |
端末代金 | 一括:15,000円 分割:500円×30ヶ月 |
初期費用 | 0円 |
事務手数料 | 3,000円 (初月のみ) |
総支払額 | 108,120円 (93,120円+15,000円) |
オプション加入 | 不明 |
au4GLTE利用料 | 1,000円/月 |
※実質月額=(月額総額+端末代金+初期費用-キャッシュバック)÷契約月数で算出したものです。
■審査の種類
- WiMAX加入にかかる審査
- 端末割賦購入の審査
\ 店舗契約限定 /
BicWiMAXの詳細へ
※公式サイトへリンク
口座振替できそうでできないWiMAX
下記プロバイダは口座振替に対応していません。
- ヨドバシWiMAX(ワイヤレスゲート)
- KT WiMAX
- エディオンWiMAX
- ジョーシンWiMAX
- カシモWiMAX
- So-netモバイルWiMAX2+
- GMOとくとくBB WiMAX
- JPWiMAX
これらにWiMAXは、クレジットカード払いのみの対応なので、口座振替で契約することはできません。
WiMAX口座振替にある2種類の審査について
- WiMAX契約にかかる審査
- 端末割賦購入にかかる審査
WiMAX契約にかかる審査とは
これは、過去にWiMAXで何か問題を起こしていないかの審査です。
この審査基準は公になっていませんが、主に下記が予想できます。
- 過去のWiMAX契約に対して未払いが無いか
- 過去のWiMAX利用時に違法ダウンロードなどによる強制解約になっていないか
- 過去にWiMAXとの揉め事がないか
いわゆる、健全なユーザーであったかどうかを見られてると考えて良いでしょう。
端末割賦購入にかかる審査とは
これは、端末を分割購入する際の信用情報調査のことです。
信用情報というのは、下記3種類あります。
審査基準は、その会社によると言われていますが、主に過去に金融事故を起こしていないかを見られています。
例えば、電気代やネット代、スマホ代やクレジットカードの請求など、未払いの履歴などが残ることで、金融事故を起こした人と見られ、分割購入などの審査に通らないと言われています。
通りやすい審査は「WiMAX契約にかかる審査」と言える
WiMAXの契約にかかる審査は、信用情報機関への情報照会は行わない可能性があるため、過去に金融事故を起こしていても通りやすいです。
※確実に通ると言えるものではなく、過去に系列会社で未納があった場合は落ちる可能性があります。
過去に金融事故をおこしてしまった方は、信用情報機関にその情報が掲載され、その金融事故の綺麗に清算したあと、ある程度の期間をあけて削除申請をする必要があります。
未払いが残っている場合は、基本永久にリストに残り、清算した後およそ7年ほどで消せると言われています。
WiMAXの口座振替可能プロバイダの選び方
最適なWiMAXの選び方は、アナタが何を求めるのかによって異なります。
アナタは下記5つのうち、どのWiMAXを求めますか?
- 審査に通りやすい口座振替のWiMAXを選びたい
- 実質月額が最も安い口座振替のWiMAXを選びたい
- 総支払額が安い口座振替のWiMAXを選びたい
- 契約期間が短い口座振替のWiMAXを選びたい
- 店頭で申し込みできるWiMAXを選びたい
審査に通りやすい口座振替のWiMAXの選び方
割賦契約の審査がないWiMAXを選ぶこと!
WiMAXの審査は、2種類あります。
- WiMAX加入にかかる審査
- 端末割賦購入の審査
これらの審査基準は公にされていません。
しかし、スマホでも端末代を分割で契約する場合は、審査で落ちてしまう方でも、端末一括購入をする場合であれば審査に通る方もいるぐらいです。
そのため、審査基準は、端末割賦購入が入ると落ちやすくなると考えられます。
※BicWiMAXは店舗でのみ契約できます。
あとはこの3つのプロバイダの中から、料金が安く高性能端末を選べるプロバイダを選択すれば良いです。
実質月額が最も安い口座振替のWiMAXの選び方
契約期間に限らず、毎月の負担額(実質月額)が安いWiMAXプロバイダを選ぶこと!
算出方法:実質月額=(月額総額+初期費用+端末代含む-キャッシュバック)÷契約月数
実質月額が安い口座振替のWiMAXを見つけるには、月額料金・初期費用・端末代・契約期間などの詳しい数字を含めて、細かく比較する必要があります。
※BicWiMAXは店舗でのみ契約できます。
総支払額が安い口座振替のWiMAXの選び方
契約期間が短く、支払月額の安いWiMAXプロバイダを選ぶこと!
契約期間に応じて総支払額は変わるため、あくまでも契約期間が最も短いWiMAXを選べば、目的に合う口座振替のWiMAXを選ぶことができます。
ただ契約期間が短すぎると、かえって割高になるので、契約したい期間において最も総支払額が安いWiMAXを選ぶのが理想です。
※BicWiMAXは店舗でのみ契約できます。
契約期間が短い口座振替のWiMAXの選び方
BIGLOBE WiMAXが1年契約なので最も契約期間が短い!
WiMAXの契約期間は1年・2年・3年の3種類からなっています。
その中で1年契約なのはBIGLOBE WiMAXだけです。
店頭で申し込みできるWiMAXの選び方
BicWiMAXしか選択肢がない!
基本的に家電量販店系プロバイダであるBicWiMAXのみしか店頭申し込みは行なっていません。
ただ、ごく稀にホームセンターやショッピングモールなどで、UQ WiMAXイベントを行なっている場合があり、その場合は申し込むことができます。
ただイベントとは名目で、代理店側がUQWiMAXを販売しやすい場所に出店できるので、イベントと呼んでいることがメインの意味です。
そのため、キャンペーンが弱かったり、様々な条件が伴うことがあるので、あまりそちらでの契約はオススメしません。
店頭申し込みはデメリットがある
店頭で申し込みをする場合、受付カウンターにお客さんがいると、待たされる可能性があります。
ちなみに待ったからと言って、審査に通るかどうかは別問題です。
また、先述したようにシステム上は口座振替可能だけど、クレジットカード払いのみしか受け付けてないと言っているのを聞いたことがあります。
そのため店舗へ行く場合は、必ず、該当店舗へ問い合わせてから行くようにしましょう。
店頭申し込みよりWEB申し込みの方がメリットが大きい
店頭での申し込みを希望される方にこんなことをお伝えするのは変かもしれませんが、WEBで申し込む方が無駄な時間を使わずに済みます。
店頭で申し込みをしたからと言って何か条件が良くなるわけではなく、その店舗の状況に左右されるため待ち時間が1時間以上になることもあります。
その結果、
- 時間がなくなって契約できなくなるリスク
- 待ったにも関わらず審査落ちして無駄な時間を使ってしまうリスク
- 待ち時間なく契約できても端末在庫が無いから後日受け取りに行かないといけないリスク
など、様々なリスクがあります。
これらを踏まえるとアナタの時間を最大限有効活用するなら、WEBで申し込みをするのが理想ではあります。
※BicWiMAXは店舗でのみ契約できます。
WiMAX口座振替を徹底比較
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
キャンペーン | 10,000円 キャッシュバック |
なし | 3,000円 キャッシュバック |
なし |
---|---|---|---|---|
実質月額 | 5,546円 | 4,096円 | 4,380円 | 4,505円 |
プラン月額 | 1~12ヶ月3,980円 | 1~2ヶ月2,726円 3~24ヶ月3,411円 25~36ヶ月4,011円 |
1~24ヶ月3,880円 | 1~24ヶ月3,880円 |
契約期間 | 1年間 | 3年間 | 2年間 | 2年間 |
端末代金 | 800円×24ヶ月 (合計19,200円) |
0円 (無料) |
一括:15,000円 分割:500円×30ヶ月 |
|
初期費用 | 0円 | 18,857円 | 3,000円 | 0円 |
事務手数料 | 3,000円 (初月のみ) |
|||
総支払額 (月額総額+端末代) |
66,560円 (47,360円+19,200円) |
147,483円 (128,626円+18,857円) |
105,120円 (90,120円+15,000円) |
108,120円 (93,120円+15,000円) |
オプション加入 | 不要 | 必須 | 不要 | 不明 |
au4GLTE利用 | 1,000円/月 | 無料 | 1,000円/月 | 1,000円/月 |
上記比較表をご覧いただいた通り、契約期間も違えば月額料金、キャンペーン内容など多くの部分で違いがあり、どれがどのように良いのかわかりにくいです。
そこで、先ほどの選び方をベースに比較結果をお伝えします。
【結論のみ】WiMAX口座振替の比較した結果はコレだ
審査に通りやすいWiMAX口座振替
BroadWiMAXが端末購入がないことを考えると、最も審査に通りやすいのではないかと想定されます。
またBroadWiMAXは3年契約ですが、毎月の支払い月額料金を非常に安く抑えてくれているので、毎月の支払いが安いのも特徴です。
■月額料金
1~2ヶ月:2,726円
3~24ヶ月:3,411円
25~36ヶ月:4,011円
■初期費用
18,857円
■端末代金
無料
■契約期間
3年間
\ 端末無料で審査緩め? /
BroadWiMAXの公式ページへ
プラン変更に伴い端末が有料になる可能性があります。
実質月額が最も安いWiMAX口座振替
BroadWiMAXは、3年契約ですが毎月の支払いが安く、初期費用を払ったとしても3年間での合計支払い金額を1ヶ月に算出してみると、1ヶ月実質4,096円となり、WiMAXの中で最安値です。
■実質月額料金
4,096円
■月額料金
1~2ヶ月:2,726円
3~24ヶ月:3,411円
25~36ヶ月:4,011円
■初期費用
18,857円
■端末代金
無料
■契約期間
3年間
\ 実質月額最安値 /
BroadWiMAXの公式ページへ
将来的に少し高くなる可能性が高いです。
総支払額が安い&契約期間が短いWiMAX口座振替
BIGLOBE WiMAXは唯一、1年契約が可能なWiMAXで、その契約期間の短さから、総支払額が66,560円と他社よりも圧倒的に安いです。
また、WiMAXの端末は、1年〜2年ほど利用するとバッテリーが弱ってくることもあるぐらいなので、契約期間が短いと何かと便利なので、安いだけでなく早く乗り換えられるというメリットを持っています。
さらにすぐにもらえるキャッシュバックが15000円もついているので、総額19200円になる端末代が実質4200円なので、非常にお得な気分を味わうことができます。
■実質月額料金
5,546円
■月額料金
1~12ヶ月3,980円
■初期費用
0円
■端末代金
800円×24ヶ月
(合計19,200円)
■契約期間
1年間
\ 総支払い最安&1年契約 /
BIGLOBEWiMAXの公式ページへ
1年契約及びプランが変わる可能性があります。
WiMAXで選ぶべき端末は?
WiMAX端末は、今はWX06がオススメです。
その理由は、WiMAXを利用するうえで最も大切な情報漏洩の危険性が一番低いからです。
ただし、端末スペックだけで見ると、W06のほうが高いのは確かで、危険性があるとは言っても一般人にはあまり関係のないポイントの可能性はあるので、W06を選んでも問題はありません。
端末としてのスペック比較も踏まえながらしっかりと解説していきます。
WiMAX端末を3つのポイントで比較
この比較表では、実際にWiMAXでネットに繋ぐときに重要となるスペックだけに絞っています。
特に注目すべきは赤字にしていますが、重要なところから順に説明します。
①高性能ハイモードアンテナの方が繋がりやすい
室内でも野外でもネット通信する際の安定性はW06の方が良好です。
ここで見るべきポイントは、通信技術に記載している下記2点です。
- 「W06の高性能ハイモードアンテナ」
- 「WX06のWiMAXハイパワーモード
この2つの通信技術はどちらも、通信環境が悪い場所で通信品質がパワーアップする機能です。
ただ、どちらも厳密には少し違った特性を持っています。
「W06の高性能ハイモードアンテナ」と「WX06のWiMAXハイパワーモード」の違い
簡単に解説すると、下記のような違いがあります。
- 高性能ハイモードアンテナ(W06)
→通信時に受け取る電波の数を増やす通信技術 - WiMAXハイパワーモード(WX06)
→通信時に受け取る電波の量を増やす通信技術
WiMAXの端末の中にはアンテナが4つ搭載されており、同時に4つのアンテナで電波を受けていますが、電波の弱い場所だと1つのアンテナでしか電波を受け取れなかったりします。
1つのアンテナでも受信できていれば少し遅くはなるが通信はできるので、その一つのアンテナで通信できる量を増やして通信速度を少し上げようという技術がWiMAXハイパワーモード。
複数のアンテナで受信できる方が電波環境が良くなり速度が安定するので、そもそもの受信できるアンテナの数を増やして電波環境と通信速度を改善しようという技術が、高性能ハイモードアンテナです。
それぞれの違いをわかりやすく表にすると下記のようになります。
- WX06は通信速度が少し向上する
- W06は電波が良くなり通信速度が少し向上する
どちらも似たようなもののように思いますが、通信技術を向上させるアプローチが全然違うため、より通信品質が向上するのはW06なのです。

WiMAX2+回線の特徴として、通信速度は早いですが、室内で利用する際や窓から離れた場所で利用すると、電波の入りが少し弱くなる特徴があります。
WiMAXハイパワーや高性能ハイモードアンテナは、こういった時に力を発揮してくれる機能なので、カフェや自宅でインターネットを利用するなら非常に心強い機能です。
よって電波の強い端末は高性能ハイモードアンテナを搭載しているW06となります。
②バッテリー持ちの長さはWX06が一番
WiMAX端末にはバッテリー設定が、『ハイパフォーマンス・スタンダード・エコ』の三段階あり、ハイパフォーマンスはバッテリー消費が多くなる代わりにアンテナ感度&処理速度を上げて通信速度を向上してくれます。
その反面、エコモードはバッテリー消費を抑える代わりに、アンテナ感度を下げて処理速度も下げるため、通信速度は30%~40程低下(※個人的な所感)します。
そのエコモードで比較した場合、2時間20分もWX06の方がバッテリーが長持ちします。
ただ、これはあくまでもスペック上の数字であり、実際に使ってみると14時間も持ちません。ちなみにW06をハイパフォーマンスモードで利用すると、実質5~6時間程度しか持ちません。
利用環境次第で、バッテリーが熱を持ち、もっと消費が早くなる場合もあるため、ほとんど参考程度に考えておくのが望ましいです。

ちなみに、WX06が熱を持ちやすく、W06の方が結局長持ちしているケースが多いです。
③通信速度はW06の方が早い
※W06の1,237Mbpsは、ハイスピードプラスエリアモードかつ特定のエリア+USBでの有線接続時でのみとなります。通常のWiFi接続時における最大速度は558Mbpsです。
通信速度は、WX06とW06を比較してみると少し差があります。
表には記載していませんが、WX06とW06で全く同じ環境下で利用する場合、最高下り速度は「W06:558Mbps」「WX06:440Mbps」となり、118Mbpsも差があります。

W06はWX06よりも25%程速いと言うことです
通信速度は、利用するエリアや環境により速度が大きく変わります。
W06もWX06も実際は20~40Mbps程が平均となっています。
ちなみに実測値もW06の方が若干速いかな?という程度です。
WiMAX端末の実測値はスペック表とは違うので注意
1回目 | 2回目 |
---|---|
![]() |
![]() |
34.59Mbps | 59.24Mbps |
WiMAXは、使うエリアの電波状況とタイミング、ネットを利用する端末次第で通信速度が変わるので、WiMAX端末のスペック表に記載している速度は全くあてになりません。
もちろん、速度が出るときは、20Mbps~50Mbpsほど出る場合もありますが、最大で70Mbps程度の通信速度までしか見たことがありません。
ちなみに15Mbpsもでていれば、高画質の動画配信サービスでも止まることは無いのでご安心ください。
au4GLTE利用時は通信速度が速くなるが注意もある
比較表のW06とW05の通信速度を見ると、au4GLTE利用時の通信速度が異様に速くなっています。
これは、au4GLTEとWiMAX2+回線の同時利用することになり、一度に処理できる通信量が増えるためです。ちなみにWX06もau4GLTE回線を使えますが、現実的に出ない速度は書かないようにしているのか、W06やW05のように水増し数値のようなものは記載されていないです。
しかし、au4GLTE回線を利用するのは注意が必要です。
まずau4GLTEを利用するには、端末の通信モード設定を「ハイスピードプラスエリアモード」に変更するだけで、au4GLTEを利用することができるようになります。
しかし2つの注意が必要です。
- ギガ放題プランの3年契約以外のプランだと1,005円が別途かかる
- ハイスピードプラスエリアモードで7GB超過すると速度制限(128Kbps)にかかる
WiMAXを利用している8割以上の方が1ヶ月の通信容量制限のないギガ放題を利用していますが、3年契約のギガ放題を利用していない方がau4GLTEを利用するためにハイスピードプラスエリアモードを利用すると、利用した月だけ1,005が別途請求されます。
ただ3年契約のギガ放題プランを利用している方は、au4GLTE利用料が無料となっています。
ただ無料とは言っても、au4GLTEを利用できるハイスピードプラスエリアモードで7GB使うと速度制限がかかるようになるので注意が必要です。
au4GLTEの利用価値は、デフォルトモード(ハイスピードモード)で利用中に圏外になったときに、圏外回避策のひとつとして一時的に利用するのが一般的です。
W06・WX06には通信モードの自動切り替え機能がある
ハイスピードプラスエリアモードで月7GB利用すると速度制限が掛かるとお伝えしましたが、7GBを超える前にハイスピードモードに自動で切り替えてくれる機能がW06には備わっています。
そのため、WiMAX電波が入りづらい地下などで使うために、au4GLTEを回線を使って、設定の切り替えを忘れてたとしても、通信速度制限がかかる前に、自動でハイスピードモードに切り替えてくれるので、通信速度制限を気にすることなく利用することが可能です。
そのため、通信速度が速い&地下でも強いモードをW06&WX06は最大限に利用できます。
クレードルやUSBケーブルは購入する必要があるか?
基本的にどちらも購入する必要はありません。
なぜなら、クレードルはあまり必要になることが無く、USBケーブルは端末の中にセットでついています。
しかし、付属のUSBケーブルにアダプターは付いていないので、アダプターをお持ちでない方は、コンセントから充電できません。
ただ、スマホのアダプターが余っているならそれを使っていただけるので、持っていない方のみ購入してください。
◇クレードルの利用価値
- 有線LANにつなげられるようになること。
- WXシリーズの場合はWINGアンテナ搭載していることによって、回線の安定性が強化されること。
有線LANで繋ぎたい場合を除き、回線の状況が良いところで使う必要はないので、初めは購入しなくても大丈夫です。ただ家の中でも安定して使いたい場合は、持っておくのもアリです。
※W06にクレードルはありません。
他では教えてくれない!W06を使うリスク
W06を製造しているメーカーは、アメリカでも問題になった「HUAWEI製」です。
HUAWEIは過去に、チップによるスパイ問題、エチオピアに拠点を置くアフリカ連合(AU)本部のコンピュータシステムから、過去5年にわたって、毎晩、真夜中の0時から2時の間に機密情報が上海に送信されていた問題など、他国からすると情報通信端末における信用感は失いつつあります。
またアメリカでも同様のことが何度もおきており、結果的にHUAWEI製品の利用を禁止する国が後を絶たず、更には輸入規制輸出規制まで行われています。
そもそも一番の問題は、17年に施行された中国の「国家情報法」という法律により、民間企業も個人も政府が行う情報活動に協力しなければならないというものがあるからです。
要するに、中国政府から他国との情報戦争で勝つために、個人の消費や機密情報などをHUAWEIに集めるよう要請すれば、HUAWEIはその要請に応えないと法律違反になるのである。
情報漏洩やセキュリティーというのは、ネットワーク通信中に起きることを想像される方が多く、セキュリティーソフトでどうにでもなる!と思っている方も多いですが、決してそれは違います。
そもそも端末を利用するためのプログラム(ファームウェアやバイオス等)に不正なプログラムが仕組まれていた場合、どんなことをしても防ぐことは不可能です。
政治的問題に利用されていたことしか露見していませんし、個人が巻き込まれる可能性は低いと思いますが、それでも気づいていないだけで、まったくのゼロとも言えないですよね。
だからこそ、HUAWEI製品であるW06の利用はリスクがあります。
W06は性能だけで見ればWX06よりも遥かに高いので本当に勿体ないポイントです。
結果:スペックならW06/リスクヘッジするならWX06がいい
- バッテリーの持ちの安定性はW06
- 実際に出る通信速度はW06が速い
- 通信の安定性はW06の方がいい
- 端末が薄めなのでどれも持ち運びしやすい
- W06にはどうすることもできないセキュリティー的不安がある
簡単にまとめると、この5つのことが言えます。
W06のほうが性能だけでみれば魅力的です。しかし、安心安全をとるならWX06を選びましょう。
UQ WiMAXの落とし穴
UQ WiMAXは、WiMAX回線を提供している公式プロバイダですが、WiMAXで最も人気のあるW06という端末ではキャンペーンを受けることができません。
そのため、キャッシュバックキャンペーンなどを利用できず、キャンペーンサイトからの申し込みができなくなっております。
まとめ
ぜひ、あなたにとって最適なWiMAXの口座振替を選んでくださいね!