法人向けのポケットWiFi

ポケットWiFiを法人契約するならどれが一番コスパが良いのか?

ただ安いだけではなく、解約のしやすさや使い勝手、全てを踏まえたコスパとする場合や、簡単に解約できるポケットWiFiを探している人も少なからずいるかと思います。

この記事では、法人契約するのに最適なポケットWiFiと、最適な選び方をお伝えします。

著者:瀬戸根弘宜
瀬戸根弘宜
私は新聞社に日本で結いるネット回線のプロとして認められた専門家です。13年以上にわたり累計2万人以上にネット回線選びのお手伝いをしてきた経験から、独自の観点や比較手法によって、後で後悔しないコスパの良いポケットWiFi・WiMAXの選び方をお伝えしている。
更にChat WiFiが運営するWiFi情報サイト「ちょっとWiFi」の監修者にも抜擢されました。

著者・監修者の詳細情報はこちら

けっきょく、ポケットWiFiの法人契約はどれがお得?

結論からいうと、利用するデータ容量でおすすめが異なります。

小容量(30GB程度)
〜動画再生&ZOOM等はしない〜
大容量(100GB以上)
〜動画も大容量データも安心〜
※プランを見るには情報開示依頼が必要です。

次に、法人向けポケットWiFiの比較表を用意しました。

※ポケットWiFiの法人契約は長い期間使う傾向にあるため、3年間で比較しています。

各社平均
月額
データ
容量
契約
年数
通信
速度
途中解約
(違約金)
支払い方法回線種別
soregadaijiwifi-logo3,380円100GB2年最大
150Mbps
■2年未満
4,500円
■更新月
0円
クレジットカードLTE
MugenWiFiのロゴ3,380円100GB2年最大
150Mbps
■1年未満
9,000円
■2年未満
5,000円
■それ以外
0円
クレジットカードLTE
どこよりもWiFiのロゴ2,280円
2,980円
3,380円
20GB
50GB
100GB
2年最大
150Mbps
■2年未満
9,500円
クレジットカード
請求書払い
LTE
NEXTmobile
※新規受付停止
2,400円〜20GB
30GB
2年最大
150Mbps
■1年未満
19,000円
■2年未満
14,000円
■それ以外
9,500円
クレジットカードLTE
縛りなしWiFiのロゴ2,750円50GB3年最大
150Mbps
■1年未満
30,000円
■2~3年未満
25,000円
■それ以降
9,500円
クレジットカード
口座振替
請求書払い
LTE
UQ WiMAX~3,880円
※法人特別プランは非公開
無制限2年最大
866Mbps
1,000円
※法人特別プランは
情報開示要
クレジットカード
口座振替
請求書払い
WiMAX2+
au4GLTE
DoRACOONのロゴ10,000円キャッシュバック
実施中バック
3,800円〜1日5GB〜10GB
(最大300GB)
縛りなし最大
150Mbps
0円クレジットカード
口座振替
請求書払い
LTE

※UQWiMAX法人専用特別プランは、情報開示を受けた法人にのみ公開しています。
※DoRACOONのキャンペーン内容は情報開示を受けた方にのみ公開しています。

実際に払う月額が安いポケットWiFiを選ぶのであれば、今までは「縛りなしWiFi」でした。

しかし、今ではWiMAX法人専用プランも50GB程度の低容量プランを扱うようになったり、低容量プランを持っているポケットWiFi業者が増えてきて、魅力的なプランの会社もでてきました。

ただ、低容量プランは通信データ容量制限にすぐかかり、20GB/50GBプランしか用意されていませんので多めのファイルやり取りがある使い方には向きません。

また、ちなみに完全無制限のポケットWiFiは今はありません。

補足
というのも、2020年2月頃、無制限ポケットWiFiは複数ありましたが、コロナ等様々な状況変化により、通信トラフィックが急増したため、回線がパンクしました。そして5月頃に、安定した通信サービス提供を目指し、無制限をうたっていたほとんどの業者が、データ容量制限を設けることになりました。

こういった理由から、実質無制限はWiMAXだけとなります。

ただ他にも、一般公開されていない「UQWiMAXの法人専用特別プラン」もあり、下記の方法で料金の確認が可能ですので、ぜひ開示申請して比較してみてください。

法人専用のUQWiMAX特別プランは守秘義務条件により開示できない

UQWiMAX

「UQ WiMAXの法人専門特別プラン」は、プラン内容自体を一般公開していないため、WEB上でその詳細をチェックできません。

しかし、当サイトのリサーチにより、下記の方法で詳細の開示が可能になることが確認できました。

比較のために開示申請して料金をチェックしてみましょう。

情報開示の流れ

  • STEP1
    *【WEBで入力するだけ】法人専用特別プラン開示申請をする*
    *『UQ WiMAX法人特約開示申請』専用ページがあるので、アクセスして入力するだけです。*
  • STEP2
    *UQ WiMAX法人専用特別プランについての連絡が入る。*
    *連絡は、UQ WiMAX法人専用特別プラン取次店「株式会社縁人」より確認の連絡が入る。*
  • STEP3
    *プラン内容を資料と共に確認する。*
    *わかりやすくまとめた資料とともに、法人専用特別プランの内容や料金、詳細を確認してください。*

おこなっていただく作業はSTEP1の開示申請だけです。

UQ WiMAX法人専用特別プラン
開示申請フォームへ

 

法人契約するポケットWiFiの選び方には7つの鉄則がある

  • 【鉄則1】どんな場所でも安定して繋がるポケットWiFiを選ぶ
  • 【鉄則2】キャリア系のポケットWiFiは避ける
  • 【鉄則3】契約期間に融通が聞くポケットWiFiを選ぶ
  • 【鉄則4】通信速度は気にしない
  • 【鉄則5】キャッシュバックは気にしない
  • 【鉄則6】契約台数が1~2台なら個人契約のほうが良い
  • 【鉄則7】支払い方法をしっかり確認する

簡潔に解説します。

【鉄則1】エリアの広いポケットWiFiを選ぶ

ポケットWiFiには、LTE回線とWiMAX2+回線(WiMAXのみ)やAXGP(SoftBank系のみ)の3つの回線があります。

その中でも、室内や田舎などで最も繋がる回線がLTE回線です。

例えば、商談やプレゼン時、窓から遠い応接室に案内され、圏外になってしまって重要なプレゼンファイルが取り出せない!顧客への返答のために情報検索していたが検索できない!といったことがあると困りますよね。

特にこれは、ビルの密集地でもよく起こるので、安定した通信が必要なビジネス環境には不向きです。

LTE回線が繋がりやすいのは通信回線の特性だから仕方ない

WiMAX回線とLTE回線の違い

※これは、WiMAX回線とLTE回線の違いを簡単な図にしたものです。

ポケットWiFiの通信回線には周波数が割り振られており、800MHz〜2.5GHzの周波数帯があります。

その中で、WiMAX回線は2.1GHzという高周波の電波を利用しています。

小学校の理科か音楽の授業で習うことですが、高音よりも低音の方が遠くへ届き、高音は障害物に反射する特性を持っています。音も周波数が関係しており、低音はいわゆる低周波で高音は高周波になっています。
参考: Pioneer音の雑学大辞典

耳には聞こえませんが、通信回線にもこの周波数の原則が当てはまります。

ちなみにLTE回線は800MHz~900MHzの低周波が採用されているため、非常に遠くまで電波が届くという特性を持っています。

つまり、WiMAX2+回線よりLTE回線の方が遠くまで届く(地下や室内でも強い)というわけです。

ポケットWiFi各社の利用回線

回線
それがだいじWiFiLTE回線
MugenWiFiLTE回線
どこよりもWiFiLTE回線
NEXTmobileLTE回線
縛りなしWiFiLTE回線
WiMAX

LTE回線

WiMAX2+回線

DoRACOONLTE回線

WiMAXだけ、WiMAX2+回線とau4GLTE回線の両方が利用できるので、非常に高速かつエリアが広いです。

【鉄則2】キャリア系のポケットWiFiは避ける

キャリア系のポケットWiFiには「docomo」「au」「SoftBank」があります。

これらキャリアのポケットWiFiを避けた方がいい理由は、通信データ容量が50GBまでだったり、月額料金が定価で非常に高額だからです。

SoftBankのモバイルワイファイ の料金プラン

※これはSoftBankのポケットWiFiの料金プランです。
※docomoも同様に8,000円ほどです。

このように他のキャリアも高額なので、調査するだけ時間の無駄になってしまいます。

ちなみに調査するために、docomo・au・SoftBankのホームページを見ても、通常のプランや端末情報から月額料金がわかる情報にたどり着きにくくなっています。(たどり着けても、スマホとセットの料金プランばかりです。)

【鉄則3】『レンタル』か『継続契約』のどっちのポケットWiFiにするか決めておく

ビジネス利用するポケットWiFiは、いつ不要になるかわかりません。
そうはいっても毎月の月額料金が高いのは論外です。

レンタルを選べばいつ解約しても、解約金や端末違約金が必要ありません。

しかし、レンタルはデータ容量のわりに月額料金が通常より2,000〜3,000円ほど高額です。

仮に2年契約のポケットWiFiを1年で解約するとなっても、解約金を払った総費用で2年契約のポケットWiFiのほうが安いことはよくあります。

そのため、レンタルは契約期間が最長で1〜3ヶ月等を目処に考えるのが理想です。

また、不要になったら簡単に解約できるポケットWiFiではなく、休止プランのあるポケットWiFiや総合コストで安く利用できるポケットWiFiを選ぶのも1つです。

→ 唯一休止プランがあるのはDoRACOONだけ
※今だけ10,000円キャッシュバック中です。

POINT!

法人契約ならではのメリットは「複数台契約によるお得な料金で利用できること」ですが、レンタルだとこの恩恵はかなり薄いです。

【鉄則4】通信速度は10Mbps以上でるのがいい

最大下り速度
それがだいじWiFi150Mbps
(実測平均:18Mbps)
MugenWiFi150Mbps
(実測平均:13Mbps)
どこよりもWiFi150Mbps
(実測平均:15Mbps)
NEXTmobile
※新規受付停止中
150Mbps
縛りなしWiFi612Mbps
(実測平均:18Mbps)
WiMAX866Mbps
(実測平均:35Mbps)
DoRACOON150Mbps
(実測平均:20Mbps)

ちなみに、スペック上の下り最大速度が最も速いのはWiMAXですが、そんなWiMAXでも実際に出る速度は平均35Mbps程度です。

LTE回線のポケットWiFiとWiMAXを比較すると、下記のような結果になりました。

ExWiFiCloudとZEUSWiFiとWiMAXの速度比較

WiMAXは、最大70Mbpsまで見たことがありますが、大抵は15~40Mbpsぐらいの速度です。

LTE系のポケットWiFiは、だいたい5~20Mbps程度です。(夜のコアタイムは1~3Mbpsの時もあります。)

ビジネス利用メインだからそこまで速度は必要ないと考える方も多いですが、10Mbps以下であれば提案営業時の資料ストリーミングやWEBサイトの閲覧等で、遅さは確実に感じます

またZoomやGoogleMEETでのビデオチャットでも映像が乱れやすかったりもします。

そのため基本的に10Mbps以上下り速度が出るものが好ましいです。

WiFiはかせ

速いほうがストレスが少ないのは間違いないので、私はWiMAXを使ってます。

【鉄則5】法人契約ならキャッシュバックは気にしない

GMOとくとくBBWiMAX キャッシュバック

このように、特定のポケットWiFiにはキャッシュバックキャンペーンがあり、非常にお得に感じます。

しかし、キャッシュバックには3つのデメリットがあるので、法人契約するポケットWiFiで選ぶ意味はありません。

  1. 受け取り手続きが面倒
  2. 実際に支払う月額は割高
  3. キャッシュバックにも税金がかかる

これだけお伝えすれば、すでにお分かりかと思います。

法人契約するポケットWiFiだと、キャッシュバックは無駄とはいいませんが、厄介な売り上げ対象でしかありません。

何より、キャッシュバックのあるポケットWiFiはWiMAXのみですが、毎月の請求額が安いキャンペーンのWiMAXもたくさんあります。

【鉄則6】契約台数が1台なら個人契約のほうが良いことも

法人契約の場合、複数台同時契約することもあるかと思います。

ただ、1台であれば、個人向けで法人契約できるポケットWiFiを契約する方が、キャンペーンなども利用できてお得な可能性もあります。

ただし、経費申請するポケットWiFiで得たキャッシュバックは経理上申告が必要なので、税務調査時につつかれます。

WiFiはかせ

とはいえ、特別なことでもない限り、法人契約のほうがお得なプラン設計になっています。

ちなみに、複数回線の契約であれば「UQWiMAX法人専用特別プラン」がおすすめです。
※情報開示申請をすればプラン内容が分かります。

→ 個人向けポケットWiFiの比較はこちら

【鉄則7】法人に合わせた支払い方法を確認する

ポケットWiFiは、クレジットカード払いがメインです。

多くの企業が求める支払い方法は請求書払いや口座振替だと思います。

ただレンタルWiFiを除くと、そこまで多くの業者数ではありません。

このページで紹介している業者では、「UQ WiMAX(法人専用特別プラン)」「DoRACOON」だけです。

【重要】法人契約のポケットWiFiの通信データ容量は会社次第だが…

ビジネスで利用するポケットWiFiは、7~20GBのデータ容量だと不十分です!

といっても、7年ほど前なら問題ありませんでした。しかし今は不十分です。

なぜなら、情報漏洩しないために、営業資料などは社内サーバーにアクセスさせて、ストリーミング再生する方法を取る企業も増えてきており、使用する通信データ容量は過去類を見ないほど増しています。

また、様々な企業でテレワークを導入しておりZOOMなどのビデオ会議が増えています。また、WEB系の企業であれば、データのアップロードも非常に多く、利用するデータ容量が通常よりも圧倒的に増え、20~30GBだと足りません。

WiFiはかせ

ちなみにZOOMを1時間使うと500~700MBも消費します。

20~30GBで足りない代表例
  • ビデオチャット(ZOOM等)を使う
  • 情報漏洩対策で回線負担が増加している
  • 営業資料等のサーバーストリーミングが増えている
  • 画像ファイルやプログラムのアップロード・ダウンロードが多い
  • PC・タブレットのOS更新作業で数GB使う
  • 資料作成中や仕事中に音楽を再生する

まだまだテレワークによるビデオ会議が多いはずなので、できるだけ通信データ容量は多めにみておくのが理想です。

最低でも50GB、できることなら100GBは見ておく方がよいでしょう。

おそらくこれが一番ですが、「私的利用を禁止するのはなかなか難しい」ので、信用しないとは言わないまでも、社員さんが休憩中などにポケットWiFiを使って動画などを見てしまうと、少ないデータ容量だったら足りなくなる可能性があるからです。

結局、いろんなリスクを想定してデータ容量は多めにみておくのが基本です。

法人契約にオススメのポケットWiFiがわかる比較

それでは、法人契約するポケットWiFiはどれがお得なのか、4つの軸で見ていきましょう。

  • 口座振替か請求書払いが選べるか
  • 解約のしやすさ
  • 安定した通信ができるか
  • 実際に払う料金

口座振替と請求書払いが選べるポケットWiFiは2社だけ

クレジット
カード
口座振替請求書払い
それがだいじWiFi××
Mugen WiFi××
どこよりもWiFi×
縛りなしWiFi
WiMAX
DoRACOON
どんなときもWiFi××
NEXTmobile××

法人契約する際、クレジットカード決済が利用できる立場になく、口座振替や請求書払いのポケットWiFiしか契約できないことも考えられます。

さらに法人の場合、経費計算などをしっかりするとなると、請求書払いのほうが無難だと思います。そうなると選択肢は4社となります。

結果的に、WiMAXなら法人特別プランしかありませんです。

LTE系は「どこよりもWiFi」「縛りなしWiFi」「DoRACOON」の3社から選べますが、プランの自由度と通信速度の兼ね合いから、結局DoRACOONを選ばれる方が多いです。

→ UQ WiMAX法人特別プランの料金を聞く

解約のしやすさ

各社契約
年数
途中解約
(違約金)
soregadaijiwifi-logo2年■2年未満
4,500円
■更新月以外
4,500円
MugenWiFiのロゴ2年■1年未満
9,000円
■2年未満
5,000円
■それ以外
0円
どこよりもWiFiのロゴ2年■2年未満
9,500円
NEXTmobile
※新規受付停止
2年■1年未満
19,000円
■2年未満
14,000円
■それ以外
9,500円
縛りなしWiFiのロゴ3年■1年未満
30,000円
■2~3年未満
25,000円
■それ以降
9,500円
UQ WiMAX2年1,000円
※法人特別プランは
要情報開示
DoRACOONのロゴ縛りなし0円

※UQWiMAX法人専用特別プランは、情報開示を受けた法人にのみ公開しています。
※DoRACOONのキャンペーン内容は情報開示を受けた方にのみ公開しています。

解約のしやすさ面は、「違約金の安さ」と「契約期間の短さ」で判断できます。

そして解約金が安く契約期間が短いのは「WiMAX」と「DoRACOON」です。

一度、法人専用特別プランの情報開示をして、料金を比べてみてください。

また、どこでも使える対応エリアの広さと大容量プランがほしい方は、DoRACOONがおすすめです。

実際に払う料金を比較

平均月額データ容量端末代
それがだいじWiFi3,380円100GB0円
MugenWiFi3,380円100GB0円
どこよりもWiFi2,280円~3,380円20~100GB0円
縛りなしWiFi2,750円50GB有料
WiMAX
(一般プラン)
3,880円無制限
(3日10GB)
15,000円
DoRACOON3,800円150〜300GB有料
NEXTmobile
※新規受付停止中
2,400円20GB0円

実際に支払う月額料金は20GBプランの『どこよりもWiFi』が最も安く見えますが、データ容量が20GBでは少ないので除外してください。

そう考えると最安値は「縛りなしWiFi」の50GBプラン(2750円)です。

やはり、最近のテレワーク等によりデータ容量が大量に消費されるため、20GBだと足りないです。

速度制限にかかるとデータのダウンロードもできなくなり、資料ストリーミング再生なども不可になります。

最低でも月50GBほど通信データ容量に余裕を持たせるのが望ましいです。

20GBで足りない理由

テレワーク等によるZoomやGoogleMEETのビデオチャットで1時間0.5~0.7GBほど使います。
そして裏でyoutubeをBGM代わりに再生しながら書類作業をする人も増えています。
結果的にここ2年で利用するデータ容量は急増しています。

ただ、月50GBほどになると月額料金は2,750円程になります。

そうなると100GB以上利用できるプランとあまり差がなくなるので、結果的に「UQ WiMAX法人専用特別プラン」と「DoRACOON」が速度とデータ容量の面でコスパが高いです。

この2社の使えるデータ通信量は、なかなか使いきれないぐらい多いですが、PCのOSアップデート等があると急に7GBぐらい消費することもあるので、安心材料となります。

海外で使う場合の利便性

クラウドSIMであれば、そもまま海外で利用できますが、1日1000円ほどかかります。

さすがに、海外WiFiはレンタル業者を利用するほうが安く済むので、日本と海外両方で使えなくてもいいと考えるのをおすすめします。

利用用途別!法人契約におすすめなポケットWiFiはこれ(まとめ)

ここまで、選び方から比較まで行い、どれがいいのか決まった人もいれば、結局どれがいいのかわからない人もいるかと思います。

そこで、利用用途別にオススメできるポケットWiFiを3社選びました。

商談やプレゼンなどの営業活動がメイン

選ぶ基準
  • 地下や室内でも安定した通信ができる
  • データ容量は月50GB以上は必須
  • 支払い方法が選びやすい

コスパ的に『DoRACOON』がおすすめ

DoRACOONのメインビジュアル

DoRACOONは、様々な利用用途に融通の利くプラン設計がされている、NTT西日本グループのメディアサプライが提供する法人専用ポケットWiFiです。

あまりデータ容量を使わない利用用途から、ZOOM等での営業が増えてきた利用用途などフレキシブルな対応が期待できます。

当然、NTT西日本グループのメディアサプライがインフラを整備しているので安心度が高く、コンシューマー向けクラウドWiFiと比較しても、通信帯域制限等のキャパを広めにとっているので、スペックは段違いです。

再安値のポケットWiFiを比較すると500円ほど高めですが、営業時につながりが悪いといったリスクに対する投資として考えれば安いものです。

またポケットWiFiで唯一、休止プランがあるので、社員の休職や退職などにより数ヶ月眠らせておくこともできます。

縛りなし
1日5GBプラン3,800円
10GBプラン2,000円
15GBプラン2,500円
端末代要チェック
解約金0円

DoRACOONの詳細へ

瀬戸根

今なら10,000円キャッシュバックがあるようです。
※代理店の方からキャンペーンをすることになったと連絡をいただきました。

とにかく大容量プランで余裕を持っておきたい

大容量プランの定義を無制限や100GB以上とすると、「UQ WiMAX」と「DoRACOON」の2社しかありません。

ただDoRACOONは料金等はわかりますがキャンペーン内容が非公開、UQ WiMAX法人専用特別プランは、月額料金から初期費用など非公開の部分が多く、情報開示申請をするまで条件わかりません。

DoRACOONは毎日コンスタントに大容量

DoRACOONのトップページ

DorRACOONは、1日5~10GBの制限がありますが、最もデータ容量が多いポケットWiFiの一つです。

データ容量1日5~10GB
月額料金3,800円〜
端末代有料
(端末次第)
契約期間縛りなし


DoRACOONの情報開示申請へ

DoRACOONの詳細をみる

瀬戸根

今なら10,000円キャッシュバックがあるようです。
※代理店の方からキャンペーンをすることになったと連絡をいただきました。

UQ WiMAXは1ヶ月通して大容量

UQWiMAX

WiMAXは、一般プランでも2,000万回線以上の実績を持つポケットWiFiです。

その理由は、他のポケットWiFiで無制限プランがなくなったにも関わらず、実質無制限で利用できるからです。更に、LTE回線系よりも通信速度が速いので、ストレスなく利用できるのも多きなポイントです。

都内や人工の多い地域で使うことがほとんど

個人的な意見でもありますが、都内などの人工の多い地域でポケットWiFiを使っても、大きな差を感じることはありません。

だからこそ、回線速度が安定して、3日10GBも利用できるWiMAXを使えば、データ容量も安心ですので、利用をおすすめします。

一番安定した速度 /
UQ WiMAX法人専用特別プラン
開示申請フォームへ

 

海外出張や移動時に使うのがメインの利用用途

選ぶ基準
  • 移動時の利用はLTEが安定
  • 海外利用はレンタルのほうが安い

オススメは無い

海外利用時は、期間にもよりますが、レンタルや海外SIMを購入するほうがはっきり言って安いです。

海外でも利用できると話題のクラウドWiFiでも、結局1日当たり利用できる「データ容量が500MB~1GBと少なく、1日当たり1,000円ほど」になるので、もし1ヶ月利用する場合は3万円程の請求が来ることになります。

ちなみにレンタルなら1万円もいきません。

また長期的な出張時であればなおさら、その国専門のSIMカードを購入して、SIMフリー端末に挿して利用するほうがよほどコスパが良いです。

結果的にこの利用用途であれば、日本にいるときはDoRACOONを利用して、海外出張時はDoRACOONを休止して海外SIMを利用する。帰国が分かったら休止を解除する。これが最もコスパの良い使い方でしょう。

使い方は特に決まっていないけどコスパを求める

選ぶ基準
  • どこでも安定した通信ができる
  • データ容量に余裕を見る
  • 不要になった際の解約が比較的簡単にできる
  • 支払い方法が選びやすい
  • 端末のバッテリー持ちが良い

オススメはWiMAXの法人向けプラン

WiMAXの法人向けプランは、支払い方法が豊富かつ、法人が利用する際に便利な事が満載のプランになっています。

また端末性能も他社ポケットWiFiより圧倒的に良いのも特徴です。

ちなみにポケットWiFiの中で、3日10GB制限はあるものの、速度制限時でも1Mbpsほど(youtubeが再生できる程度)の速度がでるのもWiMAXだけです。

利用するデータ容量が少なくても多くても、満足に利用しやすいのがWiMAXです。

【番外】法人契約向けのUQ WiMAXも聞く価値あり

UQWiMAX

ココで紹介したポケットWiFiはすべて、個人契約を専門としたポケットWiFiばかりです。

そのため、法人には不要な部分もあれば、法人にとってあってほしい部分もなかったり、何かしらの不安は残ります。

ただ、法人専用のUQWiMAX特別プランは、情報開示が必要ですが、ココでご紹介したポケットWiFi以上に自社にマッチしたポケットWiFiである可能性も考えられます。

なので、できれば一度情報開示をしてプランをみてみるのを強くおすすめいたします。

情報開示の流れ

  • STEP1
    *【WEBで入力するだけ】法人専用特別プラン開示申請をする*
    *『UQ WiMAX法人特約開示申請』専用ページがあるので、アクセスして入力するだけです。*
  • STEP2
    *UQ WiMAX法人専用特別プランについての連絡が入る。*
    *連絡は、UQ WiMAX法人専用特別プラン取次店「株式会社縁人」より確認の連絡が入る。*
  • STEP3
    *プラン内容を資料と共に確認する。*
    *わかりやすくまとめた資料とともに、法人特約プランの内容や料金、詳細を確認してください。*

おこなっていただく作業はSTEP1の開示申請だけです。

UQ WiMAX法人専用特別プラン
開示申請フォームへ