
この記事は、置くだけWiFi比較ページとはまた違ったアプローチで解説している記事です。
- 工事なしの家用WiFiが欲しい。
- 最安値の置くだけWiFiが知りたい
- 自分にピッタリな置くだけWiFiが欲しい。
こんな方のために、工事なしで家の中でWiFiを使いたい人に最適な『置くだけWiFi』を●軸で比較しました。
この記事では、アナタに最適な『置くだけWiFi』が分かるだけでなく、最もお得に契約する方法までお伝えします。
置くだけWiFiというのは、実はキャッチコピーなんです。
そもそも置くだけWiFiの正式名称は「ホームルーター」と呼ばれる家用のWiFiルーターことなのです。
このホームルーターのコンセントを挿して置くだけでWiFiにつながるという特徴がそのままキャッチコピーになったのです。
ただ、最近ではホームルーターより置くだけWiFiと呼ぶ方が増えてきているので、置くだけWiFiという呼び方が一般名となってきています。
そもそも置くだけWiFiを契約するのはオススメ?
置くだけWiFiは、”一部の方”を除いて契約するのはオススメできます。
その一部の方というのは、”PS4やNintendo Switch、PCのオンラインゲームを快適にしたい人”、”NETFLIXやFULUなどの動画配信サービスを常に閲覧している人”のことで、このような方は光回線出ないと満足できない可能性が高いです。
ハードユーザー以外の方であれば、置くだけWiFiで満足できる可能性は高いということです。
置くだけWiFiと光回線の違いは何?
一番の違いは「通信の仕組み」です。
光回線は電柱から光回線を家の中まで引き込んでいるので、物理的に線の中を常に通信できる状態なので圏外になることはありません。
置くだけWiFiは、基地局から届く電波をルーター端末が受信することで通信を行なっているので、電波が届かない場所や妨害・阻害されることがあれば、圏外になります。(スマホの通信と同じ仕組みです。)

この通信する仕組みの違いにより、繋がりやすさ・通信の安定性・回線速度に違いが出ます。
ただ、置くだけWiFiは通常のネット利用であれば充分に満足に利用することができるので、より高品質なものを求める場合にこの違いで差が出る程度です。
置くだけWiFiはこんな人にオススメ
- TVで動画配信サービスを毎日見続けたりしない人
- ネットゲーム廃人ばりにゲームをしない人
- 宅内工事をせずにネットが使える環境が欲しい人
- スマホの通信速度で問題ないと感じている人
- 引越しが割と多い人
- 急な引っ越しで違約金などを支払うのが不安な人
置くだけWiFiは、ネット回線をヘビーに使うユーザー以外の方が基本的には対象です。
ただし、カフェや野外などで利用したい方には向いていません。
外でもWiFiを利用したい方は、ポケットWiFiをご利用ください。
→ ポケットWiFiの最安値がわかるキャンペーン比較
置くだけWiFiの後悔しない選び方(3つのSTEP)
置くだけWiFiは、全く知らないところから選ぶとなると、料金も使い勝手もほとんど似たようなものなので「結局どれがいいの?」となる方が非常に多いです。
ただそんな方でも、今までの説明の経験上から、満足のいく選び方ができたという声が多かった選び方は下記になります。
-
STEP1*置くだけWiFiの「ルーター端末」を選ぶ**端末ごとに利用できる回線提供会社(WiMAXやSoftBankAirなどの回線会社)が決まっているため、まず最初にどの端末(回線提供会社)が自分にマッチするのか知り、マッチした回線提供会社(端末)を選びましょう。
ちなみにどの端末も基本的にネットを使う上でのスペックに差はありません。* -
STEP2*選んだ置くだけWiFiの端末(回線提供会社)の「代理店」や「プロバイダ」を選ぶ**1種類の端末(WiMAXやSoftBankAir等)で、複数の代理店・プロバイダが置くだけWiFiのサービスを提供しています。そのサービス提供会社のキャンペーンや料金などを知り、自分にとって最安値の会社を選びましょう。*
-
STEP3*選んだ置くだけWiFiの「代理店」や「プロバイダ」が行なっている「最もお得な契約方法」を選ぶ**「代理店」や「プロバイダ」ごとに契約の仕方が色々あります。その中でも最もお得に契約できるキャンペーンのある方法を選びましょう。*
iPhoneを買いたい時にはまずiPhone10などの機種を選びますよね。
そのあと、docomo、au、SoftBank(ソフトバンク)、格安SIMなどのサービスを提供している会社を選ぶのと同じ流れなんです。
それでは早速、アナタにピッタリな置くだけWiFiが見つかるよう、順に解説します。
【STEP1】置くだけWiFiのルーター端末を選ぼう
置くだけWiFiの「ルーター端末」は3種類あります。
HOME 02/L02 | L02 | Airターミナル4 |
---|---|---|
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この4種類の端末は、『WiMAX』・『SoftBank(ソフトバンク)』・『NUROモバイル』の3社のいずれかに分かれています。
逆を言うと、これら3社の回線会社によって、使える端末が違うということです。
端末を選ぶということは回線会社を選ぶということになるわけですが、厳密にお伝えすると、端末の性能で選んでもマッチした置くだけWiFiを選ぶことはできません。
回線提供会社の特徴を知り、アナタに最適な回線提供会社を知ることが、アナタにとって最適な置くだけWiFiを見つける重要なステップです。
置くだけWiFiの『回線提供会社』2社の違い
まず、『WiMAX(au)』・『SoftBank(ソフトバンク)』の2社で使える端末は、下記図のようになっています。
回線提供会社ごとの違いは下記3点です。
- ①通信回線の繋がるエリアの広さ
- ②速度制限の条件
- ③キャリアスマホのセット割引
一覧でわかりやすくした結果がこちらです。
WiMAX | SoftBankAir | |
---|---|---|
エリアの広さ (回線) |
◯〜◎ (WiMAX2+) |
△〜◯ (AXGP) |
通信速度 | 平均35Mbps | 平均28Mbps |
制限時の速度 | 約1Mbps | 0.128Mbps |
スマホ割引 | auスマホ 最大月1,000円/台 |
SoftBankスマホ 月1,000円/台 |
それぞれ詳しく説明します。
①通信回線の繋がるエリアの広さの違い
置くだけWiFiを選ぶにしても、電波の繋がるものでないと選ぶ意味はありません。
SoftBankAirはLTE回線とAXGP回線の両方、WiMAXはWiMAX2+という回線を利用しており、どちらもスマホのLTE回線とはエリアが異なります。
下記で2社の対応エリアの違いがわかる画像を用意しました。
※これは、WiMAXとSoftBankAirのエリアを、人口が日本一少ない鳥取県で比べてみた画像です。
色がついている場所がその回線のエリア内で、色がついていないところはエリア外となっています。
色付き部分の多さはWiMAXで、主に山側に近づけば近づくほどSoftBankAirが繋がらないエリアになっていることがおわかりいただけることでしょう。
どちらも共通するのは、田舎であっても駅の近くや人口がある程度あればエリア内ですが、駅から離れたり人口が少ないエリアにいくと、SoftBankAirは極端にエリア外が増えていきます。
ただ、この画像はあくまでも一例で、住んでいる場所や利用するエリアによって、SoftBankAirは入るがWiMAXは入りにくいエリアもあります。
アナタが使う場所で繋がるかエリア判定をしよう
・SoftBankのエリア確認はこちら
【https://www.wirelesscity.jp/area/index.html】
・WiMAX2+のエリア確認はこちら
【https://www.uqwimax.jp/wimax/area/】
②速度制限の条件の違い
3社とも1ヶ月の利用データ容量による速度制限はありません。
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![]() |
|
通信制限 (1ヶ月) |
なし | なし |
通信制限 (直近3日間) |
10GB | なし |
その他制限 (異常なデータ利用量) |
あり | あり |
夜間の速度制限 (夜間の制限) |
なし | ある※1 |
制限時速度 | 約1Mbps※2 | 128Kbps |
※1 地域の通信トラフィックが規定値を超える場合、速度制限時よりも速度は出ますが、1~3Mbpsほどになることがあります。
※2 1Mbpsはyoutube動画の標準画質で止まらず再生できるぐらいの速度です。
WiMAXは速度制限にかかっても、困らない程度の通信速度を保ちます。しかし、SoftBankAirは速度制限にかかると、WEBサイトを開くことさえストレスが溜まるほど遅くなります。(もちろん、動画の再生も無理です。)

速度制限はない方が嬉しいけど、万が一のことを考えて安心を取りたい方は、WiMAXの方がいいのかも!?
③キャリアスマホのセット割引の違い
置くだけWiFiには、キャリアスマホの割引があります。
割引のあるキャリアは以下の通りです。
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![]() |
|
割引がある キャリア |
au | SoftBank |
割引額 | 最大1,000円/月 | 最大1,000円/月 |
できる限り、自分の使っているキャリアスマホが割引になる置くだけWiFiを使うのがお得です。
アナタに合った回線提供会社はこう選ぶ
-
STEP1*WiMAXとSoftBankAirのエリア判定をする**置くだけWiFiは繋がらなくては意味がありません。使いたい場所で繋がるかを調べましょう。WiMAXはピンポイントエリア判定で住所を入れて調査してください。(その際、△ならやめておきましょう。)
・SoftBankのエリア確認はこちら
【https://www.wirelesscity.jp/area/index.html】・WiMAX2+のエリア確認はこちら
【https://www.uqwimax.jp/wimax/area/】* -
STEP2*どっちも繋がる場合はスマホ割引がある方を選ぶ**どちらも繋がる場合はスマホ割引がある方を選びましょう。WiMAXはauスマホ、SoftBankAirはSoftBankスマホが毎月1,000円割引になります。
基本的にはこれだけで十分です。* -
STEP3*WiMAXは端末選びも重要**WiMAXの端末は、HOME01とHOME L02の2種類ありますが、HOME L02の利用を推奨します。*
WiMAXの端末はHOME L02を選ぶのがおすすめな理由
- 室内での電波環境の良さ(通信技術)
- 通信速度の速さ(規格速度)
室内で繋がりやすい実感はL02の方が上
L02 | HOME02 |
---|---|
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![]() |
アンテナ4本 | アンテナ4本 + WiMAXハイパワー |
結論は、L02とHOME01はあまり変わらないと思ってください。
HOME01の方がWiMAXハイパワー機能がついているため、通信がよくなりそうな感じはあります。
しかし、メーカーの技術力の問題として、最近ではNECよりHUAWEIの方が進んでおり、モバイル端末においても実際に使った感じHUAWEI製品の方がアンテナの入りが良いと実感しています。
通信速度はL02かHOME01ならどっちが速い
L02 | HOME02 | |
---|---|---|
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![]() |
|
通信速度 (ハイスピードエリアモード) |
下り最大1Gbps 上り最大75Mbps |
下り最大440Mbps 上り最大75Mbps |
通信速度 (ハイスピードモード) |
下り最大558Mbps 上り最大30Mbps |
下り最大440Mbps 上り最大30Mbps |
L02はHOME01と比べて最大下り速度が2倍以上の数字になっていますが、ここまでの通信速度が出るわけではありません。
実際の通信速度(スループット)は、平均35Mbps程度で遅い時は10Mbps程度、早い時でも70Mbps程度だと考えておきましょう。
端末性能により若干速度が変わる場合もありますが、アンテナの入りなどの条件により変わる面もあるので、つながりやすい端末を選んでおけば必然的に速い端末を選んだことになります。
インターネット回線は全て、「こんぐらいの通信速度は理論上出せる性能ですよ」という数字をスペック表に記載しているだけで、まず100%記載されている数字の速度は出ません。
WEBサイトの閲覧であれば10Mbps、動画の閲覧は20Mbps、オンラインゲームは3Mbpsの速度があれば、ストレスなく利用することができるので、100Mbps出たとしても違いを感じることはありません。
ただ、通信速度の上限が大きければ大きいほど、実際に出る通信速度も少しだけ速くなる傾向にあるので、全く参考にならないかと言うとそうではありません。
よって通信速度面ではWiMAX L02の方が優勢と言えます。
本当に、速さを体感したい方は、通信速度を気にするよりも、パソコンやスマホの性能を決める「CPUやメモリ」が良い奴を選ぶ方が速度の速さを実感することができます。
【まとめ】スペック面でWiMAX L02がオススメ
WiMAX L02 | HOME 02 | |
---|---|---|
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![]() |
|
アンテナの強さ (繋がりやすさ) |
◎ | ◯〜◎ |
通信速度 | ◎ | ○ |
実際に使ってみた感触として、HUAWEI製品はアンテナ感度が非常に高く、繋がりやすさの面で優れていること、また電波をキャッチしやすいおかげか通信速度の面でも優れていると感じます。
だからこそ、L02をオススメします。
SoftBankAirの端末は1種類のみ
名称 | Airターミナル4 |
---|---|
サイズ(H×W×D) | 約225x103x103mm |
通信最大速度 | 下り最大962Mbps (※一部のエリアのみ) |
最大接続数 | 64台 |
通信方式 | 4G方式 AXGP(2.5GHz) TDD-LTE (3.5GHz) 4G LTE方式: FDD-LTE (2.1GHz) |
Airターミナル4は、SoftBankAirが登場してから4世代目の機種です。
前機種(Airターミナル3)と比べて、スペック上では通信速度が全体的に向上しています。
ただWiFiは、住む地域や周辺の回線利用状況に応じて通信速度が変わり、原則として規格上の速度は出ません。
実際に出る通信速度は、平均5Mbps~35Mbpsほどの通信速度だとお考えください。
あなたはどの回線を使用する端末を選びましたか?
次でその回線提供会社の中で一番お得な会社の選び方をお伝えします。
【STEP2】置くだけWiFiそれぞれの一番お得な会社を選ぶ
まずアナタの選んだ、置くだけWiFiの端末(回線提供会社)は、『WiMAX』か『SoftBank』のどちらでしょうか?
このSTEP2は、WiMAXとSoftBankAirを分けて解説します。
WiMAXの置くだけWiFiは『プロバイダ』で決まる
WiMAXの置くだけWiFiは、プロバイダごとに毎月の料金やキャンペーンが違います。
だからこそ、お得なWiMAXの置くだけWiFiを契約するにはプロバイダ選びが重要になるのです。
WiMAXは多くのプロバイダで販売していますが、WiMAXサービスの回線品質や通信速度などは全て同じです。
ちなみにWiMAX2+回線は、UQWiMAXが所有しており、その回線を利用した通信サービスであるWiMAXを各プロバイダに販売委託をしています。
どのプロバイダがお得なのかを次で比較します。
プロバイダの徹底比較でわかるお得なWiMAXの置くだけWiFi
順位 | ![]() |
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会社名 | BroadWiMAX | GMOとくとくBB (キャッシュバック) |
カシモWiMAX |
---|---|---|---|
ロゴ | ![]() |
![]() |
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想定納期 | 最短当日 | 最短1~2日後 | 約2~4日 |
実質月額 | 3,295円 | 3,351円 | 3,685円 |
回線 | WiMAX/LTE | WiMAX/LTE | WiMAX/LTE |
端末 | W06/WX06 | W06/WX06 | W06/WX06 |
契約期間 | 3年 | 3年 | 3年 |
特典 | 月額大幅割引 キャッシュバック 10,000円 |
キャッシュバック 最大31,500円 |
月額大幅割引 |
おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
詳細をみる | 詳細をみる | 詳細をみる |
■ ランキング全12社 ■
※1 実質月額は下記計算方式で算出しています。
(請求月額の総額-キャッシュバック÷最低契約期間)
最も安い使い放題のWiMAX、『BroadWiMAX』です。
実は今、BroadWiMAXのキャッシュバックは、受け取りがすごく簡単です。
というのも、GMOとくとくBBの場合、キャッシュバックを受け取るには、契約から11ヶ月後に、契約時に発行されるGMOとくとくBBのメールアドレスに届く、受取手続きができるメールを開き、そこから手続きをする必要があります。
※メールが届いた月の翌月末までに手続きをしないと、キャッシュバックは受け取れなくなります。
BroadWiMAXは、端末が届いた月の翌月5日に届くメールから、振込口座の申請をするだけ。
それだけで、一番お得に下記画像のように1ヵ月無制限で高速通信が利用できます。
BroadWiMAXが、なんだかんだでコスパがいいんです。
こういったことがあって、BroadWiMAXは2年連続満足度N01プロバイダに選ばれているのでしょう。
今一番安い&キャッシュバックが早いWiMAX
BroadWiMAXの
公式キャンペーンをみる
auの置くだけWiFiについて
auの置くだけWiFiは、auスマートポートという名称で販売していますが、中身はWiMAXです。
auはWiMAXプロバイダとして、WiMAXが提供している回線を自社商品として販売しているわけです。
そのため、auの置くだけWiFi=WiMAXとお考えください。
SoftBankの置くだけWiFiは『代理店』で決まる
SoftBankの置くだけWiFiは、代理店ごとにキャッシュバック金額が違うため、お得の契約できるプロバイダ選びが重要です。
また単純な代理店ではなく、アライアンス契約を結んでSoftBankAirではない名称(モバレコAir)で販売しているSoftBankAirもあります。
SoftBankの置くだけWiFi(SoftBankAir)は、プロバイダではなく代理店が販売しています。
代理店は、扱っている商品は全く同じでも、販売すればバックマージンがもらえるので、代理店ごとに販売数を増やすためのキャンペーンを行なっています。
次で、どの代理店で契約するとお得なのか比較します。
代理店の徹底比較でわかるお得なSoftBankAir
※モバレコAirは、SoftBankAirのアライアンスモデルで、名称は違いますがSoftBankAirと同じものです。
比較表で見るべきポイントは実質月額です。
SoftBankAirは実質月額を見ることで、単純な支払金額の安さだけでなくキャッシュバックも含めた、総合的にお得なSoftBankAirがわかります。
そして最安値は『モバレコAir』です。
モバレコAirは、他社SoftBankAirと比較して下記の特徴があります。
- 実際に支払う月額料金が通常のSoftBankAirより安い
- キャッシュバックは充分な金額をもらえる
- 端末レンタルなら最大2ヶ月全額保証がついている
- もちろんSoftBAnkAirの機能はそのまま
そもそもが、SoftBankAirより優れたものとしてサービス展開している商品なので、SoftBankAirよりも安いのは当然といえば当然です。
【STEP3】置くだけWiFiの「最もお得な契約方法」を選ぶ
置くだけWiFi(WiMAX・SoftBankAir)を申し込みする方法は3つだけです。
- 家電量販店で申し込む
- 携帯ショップで申し込む
- WEBサイトで申し込む
結論からお伝えすると、置くだけWiFiの『代理店やプロバイダのWEBサイト経由』で申し込みをするのが最もお得です。
逆に、家電量販店や携帯ショップで契約すると、3万円以上も損をすることがあります。
順に解説します。
家電量販店と携帯ショップで置くだけWiFiを契約するのが損な理由
WiMAXとSoftBankのどちらも大きく損をします。
それぞれの理由は下記の通りです。
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---|---|---|
家電量販店 | ・家電量販店の独自プロバイダで高い (キャッシュバックも少ない) ・GMOやBroadWiMAXを選べない |
・キャリアキャンペーンのみで、 キャッシュバックも半額程度しかない。 (ヨドバシカメラで2万円まででした) ・モバレコAirを申し込みできない |
携帯ショップ | ・最も高額なauプロバイダしか選べない (キャッシュバックもほぼ無し) |
・キャッシュバックすらない? ・モバレコAirを申し込みできない |
どちらもキャンペーンがWEBで申し込みするより少ないこともあるのですが、一番は『プロバイダや代理店を選べないこと』が理由です。
そのため、月額料金は割引前の定価を払うことになり、キャンペーンも少ない状態、ただサービス内容は同じ。といった状態になってしまいます。
SoftBankAirを例にどれだけ損するか計算してみると、通常のSoftBankAirでキャッシュバック2万円(しかも商品券)の場合、実質月額は3963円になってしまいます。
WEB (モバレコAir) |
家電量販店 (SoftBankAir) |
|
---|---|---|
実質月額 | 2,120円 |
3,963円 (+1,843円) |
請求月額 | ●1~2ヶ月 1,970円 ●3~24ヶ月 3,344円 |
●1~2ヶ月 3,880円 ●3~24ヶ月 4,880円 |
2年総額 ※キャッシュバック差引無 |
77,508円 | 115,120円 (+37,612円) |
キャッシュバック | 28,000円 (現金) |
20,000円 (商品券) |
キャッシュバックも合わせると2年間で、約44,000円も違いが出てしまいます。
更に、追加で1年契約した場合は、毎月支払う金額が1,536円も違うので、更に18,000円ほどの差が出てしまいます。
もし、4年契約したとすれば、合計で8万円も損をすることになってしまうことにもなります。
WiMAXも似たようなもので、GMOとくとくBBやBroadWiMAXといったプロバイダを選ぶことができないので、月額料金は定価かつキャッシュバックもそこまで高額ではない。という状況になり、3万円〜5万円以上も損をすることもあります。
ただ店頭契約のメリットは、相手の顔を見ながら説明を受けることができるので、安心できる可能性が高いことです。
※家電量販店の販売スタッフの多くは派遣スタッフです。(私もしていました)。また説明が確実である保証がなく、間違った説明をしていることも多々あるため、確実に安心しないことを推奨します。
置くだけWiFiはWEBサイト経由が最も安く契約できる
『WiMAXのお得なプロバイダ』『SoftBankAirのお得な代理店』はどちらも、申し込み窓口をWEB経由のみに限定しています。
逆に言えば、申し込み窓口をWEB限定にしているからこそ、削減できた人件費分をユーザーに還元できているのかもしれません。
ただ、どんな理由であれ事実として、WEBサイトからの申込みに限定している置くだけWiFiは、どれも非常にお得な料金設定です。
●SoftBankAirなら、
→『モバレコAir』
●WiMAXなら、
→『GMOとくとくBB(キャッシュバック)』
→『GMOとくとくBB(月額割引)』
→『BroadWiMAX(限定キャッシュバック)』
いずれも、一番お得な置くだけWiFiと言えます。
では最後に、置くだけWiFiを選ぶ際に意味がないことをピックアップしましたのでお伝えします。
置くだけWiFiを選ぶ際に意味がない3つのこと
- 口コミを比較すること
- 通信速度を比較すること
- 光回線を比較をしないこと
順に説明します。
①置くだけWiFiの口コミの比較が意味ない理由
置くだけWiFiは、WiMAXかSoftBankAirの2種類しかありません。
ここからが問題で、サービスの特性上、置くだけWiFiは口コミを比較する意味がありません。
なぜなら、口コミをする人の使い方が、あなたと同じではないことが大前提にあり、口コミをする際に使ったエリアがあなたが使うエリアではないからです。
問い合わせやサポート品質面に対する口コミであれば、調査する意味があるかもしれませんが、そもそも問い合わせは2〜4年の間に何回するのでしょうか。またサポートを使う人はどの程度いるでしょうか。
また、購入して良いと感じた商品を頼まれもせず口コミはした経験と、悪いと感じて口コミした経験はどちらが多いですか?
ほぼ無い人の方が圧倒的に多いはずで、頼まれてする場合は何かしら大袈裟に書いていたり、良く言っていたりするはずです。
だからこそ、本来自然と集まるのは標準〜悪い口コミがほとんどになるはずで、有名であればあるほど悪い口コミの方が出てくるものなので、本物の良い口コミを探すのは非常に難しいのです。

女性は「@コスメの口コミは当てにならない」、男性は「価格コムやアマゾンの口コミは当てにならない」と感じた経験ありませんか?それと同じです。
②置くだけWiFiの通信速度の比較は意味がない理由
WiMAXとSoftBankAirはどっちが速いのか?と比較してみたい気持ちは分かります!
ただ、住んでいる地域、ネットを使用する端末などによって通信速度が異なるので、比較結果とは全く違った結果が出ることも多いです。
それでも通信速度の比較をしたいのであれば、むしろ下記を見ていただければ一発で分かります。
■SoftBankAirとWiMAXの全国での平均通信速度の比較画像
結果はこの通りです。
SoftBankAir | WiMAX | |
下り平均速度 | 28.38Mbps | 51.8Mbps |
WiMAXの方が、SoftBankAirよりも182%ほど平均的に速度が速いことがデータで出ています。
ただし、お使いになるエリアでこの結果のようになるのは稀で、お使いになるエリアでは逆転することも多々あります。なので、あくまでも「WiMAXの方が平均的に速いんだ」ぐらいの印象に留めておいてください。
③置くだけWiFiと光回線との比較は意味がない理由
置くだけWiFiか光回線のどっちが品質が高いの?といった意味での比較なら、120%間違いなく光回線の方が高品質です。
ただし、工事の手間があり開通までに時間が少々かかること、また月額料金も置くだけWiFiより少々高いです。
置くだけWiFiに関しては、工事不要で引越しの際も手続きが楽だけど、光回線のような回線速度は出ないといった側面もあります。
WiFiというだけで見ると同じに感じるかもしれませんが、「本格的なWiFi」と「お手軽なWiFi」ぐらい、本質的に違うものなので、実際比べる意味があまりないです。
そんなにWiFiに性能を求めていないなら、手軽な置くだけWiFiを選ぶ方がいい気がします。
置くだけWiFiはアナタが得するものを選ぼう!
置くだけWiFiを選ぶステップをもう一度おさらいしてみましょう。
- ステップ1:端末を選ぶ
- ステップ2:会社を選ぶ
- ステップ3:WEB経由で申し込みをする
たったこの3つのステップで選んでいくだけで、置くだけWiFiをお得に契約できるようになるわけです。
その際、アナタが契約しているスマホ割引や、住んでいる場所の電波状況、通信速度制限の状況などを踏まえて選ぶと良いでしょう。
一番お得な置くだけWiFiのおさらい
SoftBankAirはモバレコAir
WiMAXでキャッシュバックならGMOとくとくBB
WiMAXで月額の安さならGMOとくとくBB
WiMAXで総コスパならBroadWiMAX