
WiMAXを契約する時に、クレードルという便利そうな物が出てきて、これは買ったほうがいいのかな?と悩んでいませんか?
ただ、このクレードルは基本的に不要です!
ここでは、クレードルの利用価値と必要な人、ほとんどの方にとって不要な理由をご説明します。
WiMAXのクレードルとは?
そもそもWiMAXのクレードルって何?という方にわかりやすくお伝えするなら、携帯スタンドのWiMAX版と解釈していただくのが最も理解しやすいです。
ただ携帯スタンドというと充電できるものというイメージがありますが、WiMAXのクレードルは、更にいくつか付加機能がついています。
- 充電ができる
- LANケーブルが使える
- 少しだけアンテナ感度が良くなる機種がある
- 小さな時計がわりになる
クレードルは基本的にはWiMAXを置いておくもの何ですが、上記にあげた機能により、有線LANが使えるので無線LANに対応しない古いパソコンなどで使うことができるようになります。
有線LANというと安定した通信ができるというイメージがある方も多いと思いますが、WiMAXにはそれは該当しません。
なぜなら、光回線の場合は電柱から家の中まで配線が繋がっており、LANケーブルを利用することで全てを有線環境にすることができます。
しかしWiMAXはあくまでも端末で電波を受信送信するものなので、有線LANを利用したところでネットの安定性が向上するわけではありません。
ただ、クレードルの中には内部にアンテナが接続されているタイプがあり、そういった機種はこのクレードルを利用することで電波の感度がよくなります。
WiMAXにクレードルが不要な4つの理由
上であげた利点があるので買っても損はしませんが、以下の事情でなくても正直どうにかなります。
むしろキャッシュバック特典が減ることがあるので、お勧めしません。
また最新型のW06 ではクレードル自体が廃止されました。
充電はクレードルがなくてもできる
クレードルがあれば置き場所を固定できますが、WiMAXの機種はUSBで充電できるのでクレードルがなくても充電は可能です。
LANケーブルはそもそも不要
LANケーブルについては、確かに無線より有線の方が家庭内ででている電波などを受けないので安定はします。
ただそれよりも電波状況やアンテナの性能、端末同士の設置場所や相性などの方が影響が大きいので、接続に問題があるのであればまずほかの場所の改善をお勧めします。
また外出先にまでLANケーブルとクレードルを持ち込んで通信したいという人はあまりいないでしょう。もし外出先でも有線接続をしたいのなら、最新型のW06がおすすめです。
これはUSB接続に対応したので、LANケーブルを利用しなくてもUSBでつなげるだけで接続が可能です。
また持ち歩くよりも家の中で使いたい、ということであれば据え置き型のホームルーターを契約しましょう。
これは家庭用電源を使うので持ち運びはできませんが、アンテナの性能がよく有線LAN接続にも対応しています。
こういった事情があるので、W06ではクレードル自体が廃止されました。
アンテナ感度の違いに差はほぼでない
機種によってはクレードルをつけることでアンテナ感度が変わるとされていますが、極端に変わる事はありません。基本的に内蔵アンテナの方が強いので、クレードルを購入するよりも機種を交換したほうがアンテナ感度はあがります。
もしアンテナ感度に不満があるということであれば、機種変更をおすすめします。
特典(キャッシュバック)が下がる
WiMAXの一つの売りがキャッシュバックなのですが、。大体の会社でクレードルをセットにつけるとキャッシュバック額が下がってしまいます。
購入すると考えれば損はないのですが、必要ない方にとってはデメリットでしかありません。
クレードルの有線LANが必要なら置くだけWiFi(ホームルーター)にした方が良い
上であげたメリットのなかで人によっては必要となるのが有線LANです。
古いパソコンであったり特殊な機器でWi-Fiや無線LANに対応していない。部屋の設置場所の都合で無線では干渉が起こる。という方などは有線LAN機能あった方がうれしいでしょう。
そういった方にお勧めなのが設置型Wi-Fiです。
簡単に言えば据え置き型モバイルWi-Fiルーターであり、ソフトバンクの「置くだけWi-Fi」が有名ですがWiMAXでも提供しています。
置くだけWi-Fiは持ち運びができませんが、その分アンテナの強化など室内にとっかした強化がされていますし、有線LANにも対応しています。
部屋の中でクレードルを使って通信を行うのが中心という方は据え置き型WiMAXの利用を検討してみましょう。
詳しくは下記のページで紹介しているので、興味がある方は参照していただけると幸いです。
置くだけWiFiのコスパ比較|WiMAXとSoftBankAirの違いもわかる
WiMAXのクレードルよりコスパの良いプロバイダと端末を選ぶのが大切
WiMAXのクレードルは人によっては必要ですが、最新型のW06ではUSB接続に対応しクレードル自体が廃止されるなどほとんどの人にとって必要ないものです。
それよりも設置型やUSB対応など自分の目的にあった端末を選ぶ事と、キャッシュバックや月額料金などを比較してコスパがいいプロバイダーを選んだほうが結果的に満足できます。
ですから自分の目的とプロバイダー料金と特典をしっかりと重ね合わせて自分にとって一番お得なプロバイダーを選びましょう。