
WiMAXからW05が新しく発売されます。
それに伴って、今からWiMAXを契約しようとしている方はどの端末で契約するべきなのか?気になりますよね。
この記事では、「W05」「WX04」「W04」と、まだある「WX03」の4機種で徹底的に比較をして、どのプランを選ぶ場合はどの端末を選ぶべきなのか?など、ユーザー別に選ぶべきものを選出しました。
比較をした項目は下記の5つのポイントです。
- バッテリーの強さ
- 回線速度
- 必須契約年数
- ギガ放題利用時の相性
- キャンペーンの有無
これらの項目をメインにして、サイズや重量などの細かいけど少し気になるといったところも含めて比較をしています。
では、これから後悔のない選択をしたい方は、ぜひご覧ください。

もし、まだ選ぶプランやプロバイダを決めていない場合、最初にプランを選んでから端末を選んでください!
端末から選ぶと最大3万円損をしたり、思い通りの使い方ができないかもしれません。
【→ ポケットWiFiの比較と最適な選び方はこちらから】
もうプランは決めてるよ!という方は、続きをご覧ください。
W05とWX04などの端末の基本スペック表
※表は右にスクロールすることができます。
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名称 | W05 | WX04 | W04 | WX03 |
---|---|---|---|---|
製造元 | HUAWEI | NEC | HUAWEI | NEC |
サイズ | W130×H55×D12.6mm | W111×H62×D13.3mm | H130×W53×D14.2mm | W99×H62×D13.2mm |
重量 | 約131g | 約128g | 約140g | 約110g |
利用可能回線 |
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最大通信速度 | 708Mbps (LTE併用時) | 440Mbps | 708Mbps (LTE併用時) | 440Mbps |
連続使用時間 | 約9時間 | 約11.5時間 | 約9時間 | 約10時間 |
クレードル性能 | 普通 | 高 | 普通 | 高 |
その他機能 | WiFiお引越し機能 | WiFi速度アップ アンテナ拡張 (クレードル利用時) | タテ型端末 | アンテナ拡張 (クレードル利用時) |
必須契約年数 | 基本3年 | 3年 | 2年 | 2年 |
これは今回の比較のベースとなるものですが、そもそも性能表の数字で判断してはいけません。
なぜなら、あくまでも参考値なだけであり利用方法次第でこれらの数値が大幅に変動してしまうからです。
そのため、しっかりと利用したことを踏まえた視点を持ち、それぞれを比較していく必要があります!
W05とWX04を含む端末を5つのポイントで端末を徹底比較
端末を選ぶ時の大切な比較ポイントは以下の5つです。
- バッテリーの強さ
- 回線速度
- 必須契約年数
- ギガ放題利用時の相性
- キャンペーンの有無
そして、このポイントを比較することで、どの端末がどんな時にどんな用途に適しているのか、メリットとデメリットなど、どの端末が優位なのか詳しく解説しました。
それでは見ていきましょう!
【1】バッテリーの強さをW05からみて比較
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名称 | W05 | WX04 | W04 | WX03 |
---|---|---|---|---|
連続使用時間 | 約9時間 | 約11.5時間 | 約9時間 | 約10時間 |
単純にWX04の11.5時間とW05の9時間で比べても、2.5時間もWX04のほうが長持ちします。
例えば朝9時に持ち出して、途中電源は切るとしても、家に帰る夜21時くらいまでは12時間もあります。
何気にこの2.5時間の差が大きいのですが、仮にこの9~21時までの間にWiFiを利用することが多いのであれば、W05の方は家に帰っている最中にバッテリーがなくなる可能性があります。
ただ、WX04の場合はギリギリ持つ可能性があること、こまめに電源を切っていれば、バッテリーが多少残った状態で家に帰れると思います。
ただこれはバッテリーの寿命が落ちていないときのことです。
基本1年も利用しているとバッテリーが弱ってくるので、記載している時間は持たなくなります。そうすると、微妙な差であってもバッテリーの持ちが確実に短くなり、必然的に調整しながら使わなくてはいけないタイミングが来てしまいます。
W05とWX04では2.5時間しか変わらないとも言えますが、意外と大きな差なのです。

この2.5時間(150分)の差は思った以上に大きいね!
【2】実はW05と回線速度を比較しても意味がない
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名称 | W05 | WX04 | W04 | WX03 |
---|---|---|---|---|
利用可能回線 |
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最大通信速度 | 708Mbps (LTE併用時) | 440Mbps (WiMAX2+利用時) | 708Mbps (LTE併用時) | 440Mbps (WiMAX2+利用時) |
実は、最大通信速度の表記上に違いはありますが、実際のところ通信速度はほとんど変わりません。
なぜなら、ギガ放題を利用する方は基本的にWiMAX2+回線のみしか利用しませんが、W05もW04もギガ放題の利用時の最大通信速度は利用回線の兼ね合いから440Mbpsになります。
またW05から、上り速度が71Mbpsになりましたが、そもそもこれもLTE回線利用時のみで、ギガ放題を利用される方の利用段階で差はありません。

回線速度ははっきりいってどの端末も同じだよ!管理人はもっと古いW02を使っているけど、WX04より早いときもあったぐらいだからね!
【3】必須契約年数の比較で損しない端末がわかる
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名称 | W05 | WX04 | W04 | WX03 |
---|---|---|---|---|
必須契約年数 | 基本3年 | 3年 | 2年 | 2年 |
WiMAXはWX04発売時から端末により契約年数が変わりました。
実はあれだけバッテリーが強いと言っているWX04は3年契約必須で、W05は基本3年契約必須ですが、GMOとくとくBBというプロバイダだけは2年契約が可能です。
ここで一つ問題です!
仮に”3年間利用したWX04”と”2年間利用したW05”のバッテリーを比較するとどっちが長持ちするでしょうか?
お持ちのスマホの利用年数による経過から考えていただくと、1年で少し弱くなり2年でかなり弱くなりますよね?3年になると・・・さらにバッテリーは弱ります。
だからこそ、この時で比較するとW05よりWX04のほうがバッテリーの持ちが悪くなっているはずです。
更に、2年間あると更に性能が良くなった端末が新しく4台はでてきます。だとすれば3年間も契約するのは少し馬鹿らしいと思いませんか?
それに、2年ごとにお得なプロバイダに乗り換える方が、キャッシュバックがもらえたりと確実に費用面でメリットがあります。
バッテリー面・金銭面・端末の性能面を考えると、明らかに2年契約のほうがいいのは言うまでもありませんね。

WX04はバッテリーが交換できるようになっているけど、結局買う必要があるのでお金をかけるのなら新しい端末にかけたいですよね!
【4】W05とWX04などのギガ放題利用時の相性比較(これが大事!)
ここからが最も大切な比較と言っても良いでしょう!
WiMAXの契約を考えているアナタは、どのプランで契約する予定でしょうか?
WiMAXには、「7GB制限の有る通常プラン」「1ヶ月のデータ通信制限のないギガ放題」の2つが有りますが、ギガ放題を選ばれる方は7割以上にのぼります。
よってほとんどの方がギガ放題を利用しているわけです。アナタもギガ放題を選ぶのであれば、W05であれWX04であれ、相性の良い端末を選ぶのが大切です。
それでは見ていきましょう。
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名称 | W05 | WX04 | W04 | WX03 |
---|---|---|---|---|
製造元 | HUAWEI | NEC | HUAWEI | NEC |
利用可能回線 |
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最大通信速度 | ||||
バッテリーの持ち (ノーマルモード) | 約9時間 | 約11.5時間 | 約9時間 | 約10時間 |
バッテリーの持ち (ハイパフォーマンスモード) | 約6.5時間 | 約8.1時間 | 約6.5時間 | 約7.3時間 |
その他機能 | WiFiお引越し機能 | WiFi速度アップ アンテナ拡張 (クレードル利用時) | タテ型端末 | アンテナ拡張 (クレードル利用時) |
必須契約年数 | 2年 | 3年 | 2年 | 2年 |
まずギガ放題に必要な要素をあげてみましょう。
- 通信速度の速さ
- 通信の安定性
- バッテリーの持ち
- 携帯性の良さ
おおよそこのぐらいかと思います。
W05とWX04の通信速度の速さは変わらない
通信速度の比較のところでもお伝えしたように、スペック表に記載されている最大通信速度が違うからといって、そこまで変わることはありません。
基本的に速度は周りの環境と利用している端末に影響されるため、最大下り速度708MbpsのW05であってもいいところ50Mbpsほどしかでないと思ってください。
利用者の多い時間帯である昼と夜は更に速度が遅くなり、15Mbps出れば優秀です。
しかし、この速度で不自由するかというとそうではありません。

youtubeって3Mbpsあれば快適に観れるのは知っていましたか?実はそこまで通信速度って必要ないのですよ。遅いと感じる時の多くの原因は速度制限か端末の処理速度だったりします。
【5】端末とプロバイダごとに違うキャンペーンの比較
WiMAXはプロバイダごとにキャッシュバックや月額割引など、様々な新規加入キャンペーンを行っています。
代表的なキャンペーンをあげると、
- GMOとくとくBBは最大32000円キャッシュバック
- BroadWiMAXは月額割引キャンペーン
このキャンペーン内容は、毎月プロバイダにより変わり、条件次第では端末によってもキャンペーンが変わります。
そのため、そんなに大きく性能の変わらない端末側に注目するのではなく、毎月変わるキャンペーンを見る方が良いでしょう!
キャンペーン内容に関しては、当サイトの「今月のWiMAX最新キャンペーン比較」でも毎月最新情報に更新しています。
また、ここでも念のため1月時点のプロバイダ別端末毎のキャンペーン内容をご紹介します。
W05とWX04や他の端末のお得なものがわかるキャンペーン比較表
順位 | 会社 | 実質 月額※1 | キャンペーン | 3年 実質総額 | 請求 月額 | 初月 請求 (ベース) | 事務手数料 | 端末代 | 契約 期間 | キャッシュ バック 手続き時期 | キャッシュ バック 難易度 | 端末 到着 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() | 3,744円 | 現金キャッシュバック 10,000円 & 月額割引 | 134,784円 | 2,998円/1~2ヶ月目 3,752円/3~24ヶ月目 4,412円/25ヶ月目以降 | 日割り (2,998円) | 3,300円 | 無料 | 3年 | 翌月 | 超簡単 | 最短 当日 |
2/3 | ![]() | 3,837円 | キャッシュバック 最大30,000円 | 138,164円 | 3,969円/1~2ヶ月目 4,689円/3ヶ月目以降 | 日割り (3,969円) | 3,300円 | 無料 | 3年 | 11ヶ月後 | 難しい | 最短 翌日 |
![]() | 3,938円 | 月額割引 + 追加キャッシュバック 6,000円 | 141,784円 | 2,387円/1~2ヶ月目 3,678円/3~24ヶ月目 4,689円/25~36ヶ月目 | 日割り (2,387円) | 3,300円 | 無料 | 3年 | 11ヶ月後 | 難しい | 最短 翌日 | |
4 | ![]() | 3,994円 | 月額割引 | 143,803円 | 1,518円/1ヶ月目 3,971円/2ヶ月目以降 | 日割り (1,518円) | 3,300円 | 無料 | 3年 | – | – | 最短 翌日 |
5 | ![]() | 3,997円 | キャッシュバック 17,000円 | 143,908円 | 毎月4,378円 | 無料 | 3,300円 | 21,120円 | 1年 | 翌月 | 超簡単 | 最短 2日後 |
6 | ![]() | 4,021円 | 月額割引 (通常キャンペーン) | 144,784円 | 2,998円/1~2ヶ月目 3,752円/3~24ヶ月目 4,412円/25ヶ月目以降 | 日割り (2,998円) | 3,300円 | 無料 | 3年 | – | – | 最短 当日 |
7 | ![]() | 4,041円 | 月額割引 | 145,486円 | 0円/1ヶ月目 2,849円/2ヶ月目 4,136円/3ヶ月目以降 | 無料 | 3,300円 | 無料 | 3年 | – | – | 最短 3日後 |
8 | ![]() | 4,063円 | 月額割引 | 146,268円 | 1,529円/1~2ヶ月目 4,103円/3~24ヶ月目 4,412円/25~36ヶ月目 | 1,529円 | 無料 | 無料 | 3年 | – | – | 最短 翌日 |
※1 実質月額は「請求月額の総額-キャッシュバック÷最低契約期間」で算出。
※料金は総額表示につき「税込表記」となっております。
※2021年8月現在のデータです
WiMAXの代表的なプロバイダの端末別のキャンペーンや月額料金を分かりやすくした表です。
GMOとくとくBBのW05を例にして説明します。
月3609円×2ヶ月+月4263円×22ヶ月=101004円
合計101004円-32000円キャッシュバック=69004円
69004円÷24ヶ月=2875.1円(1ヶ月あたりの金額)
先ほどのプロバイダと端末を細分化した比較表を見ていただくとわかる通り、プロバイダだけでなく端末次第でキャンペーンが異なります。
そのため、端末だけを見ても損をする可能性があります。
1月に関してはGMOとくとくBBがW05に最高値のキャッシュバックをつけているので、W05もWX03もお得と言えますが、WX03の方がバッテリーが強く、クレードルの拡張アンテナにより家の中での通信の安定性は高いです。
だとすれば今はW05を選ぶより、3年契約のWX04を選ぶよりも、明らかにWX03の方がお得です。
ただ1月はどちらにしても、GMOとくとくBBが最安値でした。
→ GMOとくとくBBのキャンペーンサイトはこちら
WX03は旧端末の為、近いうちに廃盤になります。お得に契約したい方は早めに選んでくださいね!
W05とWX04のまとめ
ここまでW05とWX04の比較だけでなく他の端末も含めて比較を行いました。
スペック表をご覧になった時に思うのは、どれもそんなに変わらない!という方が多いのではないでしょうか!?
実際、個人的にどの端末を選んでも、安定してインターネットができるのであれば、十分満足に利用できると思います。
だとすれば選び方の基準を、スペックから持ち運びたいと思えるかどうか?に変えてみるのも一つです。
もし、この基準で私が選ぶとすれば、「デザイン」と「サイズ」と「重量」の3つで選びます。
デザインは好みがあるとして、サイズと重量が最も小さいのはWX03です。
WX03は持ち運び性能に優れているだけでなく、ギガ放題で利用するなら相性が非常に良い端末です。(最も相性が良いのはWX04ですが3年契約なのがネック…)
だからこそ、今契約するのであれば、私はWX03をお勧めします。
それではW05とWX04の比較はこれで終わりますが、ぜひ後悔のない選択をしてくださいね!
最新のキャンペーン内容をご覧になりたい方は、こちらも併せてご覧ください。
→ WiMAXの最新キャンペーン比較
最初からWiMAXの選び方をご覧になりたい方はこちらも併せてお読みください。
→ クラウェブが教える最適なポケットWiFiの選び方