WiMAXの契約ちょっと待った!後悔しないための10のポイント

今、WiMAXを契約しようと考えている貴方。

本当にそれで大丈夫ですか?
絶対に後悔しない自信はありますか?
絶対に大丈夫!という人は、これを読む必要はありません!
お好きなところで契約すると良いと思います。
調べたこと、家電量販店で聞いたこと、エリア等に関して半信半疑の方は読んでください。
これから合うものを探したい、比較したい。
という方も、お読み頂けると貴方に最適な一台を見つけることができます。

貴方は何を基準にポケットwifiを選んでますか?

  1. 毎月の値段
  2. 電波
  3. バッテリー
  4. ギガ放題(通信速度制限無し)
  5. キャッシュバック
1〜4を基準としているあなた、これから伝える事は真実です。

色んな情報を見ていると、お得だの繋がるだのと出ていますが、ハッキリ言って室内で一番弱いのがWiMAXです。

弱さの基準は人によって違いますが、主にこう言った現象がおこります。

  • 窓際でしか電波が入らない。
  • 地下で電波が入らない。
  • プレゼンでネットが必要なのに使えない。
  • ほっと一息つけるカフェでネットが使えない。
  • 動画が見れない、もしくはかなり遅い。

実はこれ、WiMAXの電波の周波数帯というものが関係しています。

電波?周波数帯?

電波というものは、ネットに用いられているもの、ラジオに用いられているもの、無線機に用いられているもの等、色んな電波があります。

ただ、これらの電波は用途別で、周波数が分かれています。

そして、周波数によって色んな特性があります。

高周波(2.5GHzなど)は、壁などの障害物を通り抜けれない。

低周波(800MHzなど)は、壁などの障害物を通り抜けれる、障害物をうまく回り込める。

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ちょうどこんな感じのものです。

具体的に言うと、ポケットwifiはWiMAXとLTE系の2種類に分けることができ、2つとも違う周波数帯の電波を使っています。

LTE系ポケットWiFi

速度の速い2.5GHzと、速度は中程度の障害物に強い800MHzなどの複数の周波数帯の電波を利用しています。

だから、室内で強く、外で速い!

WiMAX

速度は速いけれど、障害物を通り抜けれない、またうまく回り込めないタイプの周波数帯の電波を利用しています。
※別途料金(1,005円)を払えば800MHzのau LTEを利用できます。

WiMAXのデフォルト電波だと、速度は速いが室内で弱い!

こういった事を知らずに契約して困る人はこんな人達が多いです。

  • 室内で利用する人
  • マンションに住んでいて動画を良く見る人
  • ギガ放題(パケ放題)というところに魅力を感じた人
  • 安く繋がるポケットwifiを探している人
  • キャッシュバックの多い会社をさがしている人

上記に当てはまる方はWiMAXの利用は要注意です。

WiMAXが1機種につき2つの周波数帯の電波を使えるようにしている理由

上記のように、室内で電波が入らない事も想定して2つの周波数を使えるようにしています。

  • 速度は速いが室内に弱い電波(2.5GHz)
  • 速度は遅めだが室内に強い電波(800MHz)

WiMAXの扱っている電波は3種類しかありませんです。
WiMAX・WiMAX2+・au 4g LTEの3種類だけです。

どう違うのと疑問に思うと思いますので、現行機種でご説明します。

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今の現行機種はこの3種類です。左から発売された時期が新しくなっていますが、画像の真ん中、機種写真のすぐ下に、電波の種類のマークがあります。

すべての機種にWiMAX2+は入っていますが、後のWiMAXとau 4g LTEは片方づつしか付いていません。ということは、実際に電波のバリエーションは2パターンですね。

電波の特徴は。

  • WiMAX2+  :2.5GHzの周波数で速度220Mbpsと速いが、室内にかなり弱い。
  • WiMAX    :2.5GHzの周波数で速度13.3Mbpsと遅いが、室内も弱い。
  • au 4G LTE :800MHzの周波数で速度70Mbpsと普通だが、室内にかなり強い。※ただしこの電波を利用するには追加で1,005円必要。

実はこんな感じで、電波によって全く異なります。

しかし、室内で安定して使いたい方は、必ずといってよいほどau 4G LTEを利用することになります。そして、毎月のコストが上がってしまいます。
もしくは、WiMAXを利用して、窓際に端末を置いて使うことになります。
※これで電波が入る場合です。

余談ですが、家電量販店などでは、「本当に使えない場所でしかau4GLTEは使用しないようにして、安く抑えてくださいね!」などと言っている販売員も多いようですが、利用している人は使えないから使うしかないというのが現状です。

ちなみに家電量販店で電波が良いのは、家電量販店の中に小型基地局を入れているからです。
その為、普通の室内と全く訳が違います。

内情はこんなものですが、本当にお得でしょうか?

au 4G LTEは室内で最強クラスの繋がりやすさ

散々、WiMAXについて悪評を入れてしまいましたが、いいところも実はたくさんあります。

先ず、通信速度制限が無いプランが一番安い会社です。

その為、外で動画などを良く見て7GB制限に掛る方にとっては救世主みたいなポケットwifiだと思います。
また、室内でも窓に近いところで有れば、割と入ることが多いです。(電波は少し弱くなりますが…。)

ちなみに、au 4G LTEは山と川と田んぼしかないような田舎でも繋がる事が多く、室内でもかなり強いです!その為、1,005円を追加で払う価値が有るな!と思う方も多いかもしれません。

しかし、Ymobileはソフトバンクの800MHzを追加費用無しで使えます。
周波数帯からしても、かなり繋がりやすいのが分かると思います。

WiMAXの電波のエリアはどうか?

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WiMAXのエリアを知りたい方は、WiMAXのサイトでエリアを見ることができます。
上の写真のようなマップが出てきて、電波を選択してから使いたいところを見ていきます。

これで周囲5キロの範囲が問題無さそうであれば電波が強いと思って問題ないでしょう!

エリア検索はこちら

au 4G LTEの残念なポイント

au 4G LTEは電波がかなり強いので割とどこでもサクサク使えます。
ただし、弱点もやはり存在しています。

実は、au 4G LTEを利用した月は7GBで通信速度制限が掛かります。
ギガ放題というプランがありながらも、au 4G LTEの利用に関しては制限を設けているのです。

あれ?ギガ放題って通信速度制限が掛かっても5Mbpsで利用できるんじゃないの?と少し知識の有る方なら思うかもしれませんが、これは半分アタリで半分ハズレです。

au 4G LTEで通信速度制限にかかると、128Kbpsになってしまいます。
これは、普通のWEBサイトすら開けないような遅さなので、ネットサーフィンすらできなくなります。

1サイト開くのに5分かけても良いほど時間の有り余ってる方ならできますが…。

ということは、au 4G LTEはハードユーザーには向いていないです。

とはいっても、7GBってどのくらい使えば行くのか分からない方がほとんどだと思うので簡単に説明します。

7GBを越える目安は?

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参照元:au公式サイト

au公式サイトによると、サイト4万6000ページ閲覧、ネット動画の閲覧約28時間となっています。ということは、毎日1時間も動画を見れない計算になります。

また、パソコンやタブレットに繋ぐと、OSのアップデートなどで更に容量を食ってしまいます。そうすると、更に動画を見れる時間は短いと考えてよいでしょう。

ビジネス利用や一般的なちょっとした使い方しかしない方は、au 4G LTEを利用しても全く問題ないと思います。

ただ、上記の目安を越えるような利用をする方は、au 4G LTEの利用は向いていません。

向いていない方は下記の3種類の使い方が好ましいでしょう。

  1. WX02(WiMAXとWiMAX+2の組み合わせ)をギガ放題で契約して、室内で電波が強い事を祈りながら利用する。
  2. 光などの固定回線を利用する。
  3. 格安SIMで無制限の物を利用する。

1、電波がバリバリ入るエリアであれば望みは全然あります!
ただ、入らない事も承知の上で契約するしかありません。
WiMAXのポケットwifiはこんなリスクを踏まない事には、ギガ放題の価値が出ないんです。

2、もうハードユーザー御用達なので、当たり前かもしれませんね!
とはいえ、そんな方がWiMAXで考えているのには、理由があるのかな…と察します。

3、格安SIMで無制限を扱っている会社はいろいろありますけど、速度を抑制している会社も多くある上に、割と値段が高くなりやすいので、選び方が大切です。
ただ、一つだけ良い会社をお伝えすると、機種代金込み3,980円でドコモのLTEを利用しながら無制限で使える「スマモバ」というMVNOがあります。
これは無制限で使いたい人にとって、かなりオススメできるポケットwifiです。

実はある。WiMAXの良いところ。

アンチWiMAX!?と思われるほど、散々電波の弱さについて語ってきましたが、WiMAXは嫌いではありません。むしろ便利だと思っています。

ただ、周りに室内で使えない方が多かったので、事実を出したまでです。
でも、WiMAXは良いところがたくさんあるんです。

それは、ポケットwifiで唯一、キャッシュバックが大きいことです。
大きなとこは36,000円のキャッシュバックが用意されています。

実はライバル会社となるY-mobileにはキャッシュバックがありません。
これは大きなメリットではないでしょうか?

WiMAXの利用に向いている方

色々お伝えしたので、頭がこんがらがっている事だと思いますので、向いている方を簡単にまとめました。

  1. auスマホを使っていて、エリアが問題無い方(スマホが安くなる!)
  2. ビジネス利用でどうしても使えないと困る時が有る方(au 4G LTE利用前提)
  3. 利用できるエリアだから、キャッシュバックをもらいたい方(プロバイダ選びが大切)

基本的にはこの3パターンだと思います。

下記で詳しくオススメ機種をお伝えします。

ちなみに少しでも不安な方は、Y-mobileかスマモバにされることをオススメします。
電波はかなり安定しています。また今は毎月の値段がかなり安く加入できます。

<Y-mobileはこちら>

⇒ Ymobileで最安値級のBroad LTE

<スマモバはこちら>

⇒ 無制限でネットができるスマモバ

1.auスマホを使っていて、エリアが問題無い方

オススメ機種:W02、WX02
この方に関しては、毎月のスマホ料金を下げる事ができるので、仮にau 4G LTEを利用しても、そこまで苦になることはないと思います。
通信速度制限が嫌な方はWX02で、7GBも利用しない方はW02がオススメです。

2.ビジネス利用でどうしても使えないと困る時が有る方

オススメ機種:W02
こういった方は、とにかく値段よりも繋がりやすさを重視されることをオススメします。その為、今一番新しくてau 4G LTEの利用できるW02をオススメします。

3.利用できるエリアだから、キャッシュバックをもらいたい方

オススメ機種:W02、WX02
こういった方は、どちらでも問題ないと思います。
基本的に大切なのがキャッシュバックであれば、選ぶ時に大切なのがプロバイダ選びと加入の方法です。これは後で説明させて頂きます。

1~3まで簡単に説明をさせていただきました。

基本的にはこんな感じだと思います。
ただし、契約するにしても、実は一番大切なポイントがプロバイダ選びです。

プロバイダ選びを失敗してしまうと、最終的にオプションなどで値段が高くなってしまいます。損をしない会社を選びましょう。

利用できるプロバイダの比較

キャッシュバックが欲しい人も出来る限り安く使いたい人も、プロバイダ選びが非常に大切です。
そして契約する場所やお店によって結構異なります。

【ワンポイントアドバイス!】

実は、家電量販店でのWiMAXの契約は損をします。
実は、申込みをする時に本体料金というものがあるのですが、WEBで申込みをしたら基本的には無料になっています。ただし、家電量販店では本体料金が有料です。
そして、キャッシュバック率も低いUQコミュニケーションズでしか契約できません。

WiMAXのプロバイダ比較

そしたら、今回お伝えしたことを踏まえた上で、プロバイダを比較しましょう!
そして、おすすめをお伝えさせて頂きます。

プロバイダー GMOとくとくBB KDDI3 Biglobe So-net
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キャッシュバック 最大36,000円 最大28,000円 最大26,000円 最大27,000円

キャッシュバック

もらえる時期

12ヶ月目 15ヶ月目 13ヶ月目 14ヶ月目

キャッシュバック

もらう方法

11ヶ月目に届く

メールから申請

13ヶ月目に届く

メールから申請

所定期限内に

アンケート回答

13ヶ月目に届く

メールから申請

月額料金

(7GBプラン)

3,609円 3,495円 4,195円 3,495円

月額料金

(ギガ放題)

4,263円 4,130円 4,380円 3,980円
初期費用 3000円 3000円 3000円 3000円
機種代 無料 無料 無料 無料

2年間の総費用

(ギガ放題)

69,312円 74,1200円 82,120円 71,520円
支払い方法 クレジットカード クレジットカード
口座振替

クレジットカード

口座振替

クレジットカード

サポート窓口

(電話)

10:00~19:00

(平日のみ)

10:00~20:00

(年中無休)

10:00~19:00

(年中無休)

9:00~19:00

(年始除く)

支払い方法やサポート窓口の時間も記載させていただきました。どの会社のキャッシュバックもWEBからのお申込みの場合のみです。

これを見て思う事は、キャッシュバックをもらうまでの期間が少し掛ると言うことです。キャッシュバック目当ての方にとっては少々つらいですが、どの会社もこうなので、少し我慢をするしかありません。

また、支払い方法を見て頂きたいのですが、基本はクレカ払いです。
ただ、口座振替ができるプロバイダもあるので、お好きなとこを選ぶといいでしょう。

ちなみに、どのプロバイダも機種は同じなので安心してください。

おすすめのプロバイダ

WiMAXを選ぶのであれば、オススメのプロバイダはこれです。

1位 So-net WiMAX2+

So-netモバイルWiMAX2+

クレジット払いのみだが、サポートが強く安心して利用できる。
また、GMOとくとくBBはオプションを付けさせられるが、ここはそういったことが無いので純粋に安心して利用できます。

→ So-netの公式サイトをみてみる


いかがでしたか?

このように知らず知らずのうちに契約をしてしまって、後で使えない。こんなこと聞いていない。なんてことになる要素がたくさんあるものです。

ご存知だったのであれば安心ですが、契約してからでは本当に遅いですし。お金の無駄だけでなく時間も無駄になってしまいます。

だからこそ、契約をするなら安心して契約をできるところでしてくださいね!

エリアが広くデータ容量の多いポケットWiFiはクラウドWiFiです。

→ クラウドWiFiの比較